第3話

03.

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2019/01/05 12:18



ごめんね、今日！


大親友のハルが
両手をパチンと合わせて
わたしにぺこぺこと謝る



大丈夫！大丈夫！
気にしないで！




一緒に帰る予定だったけど
彼氏との先約を忘れていたらしく
ずっと謝りっぱなしなのです







じゃぁ今度…

ご飯おごってよね♡





条件を出すと





らじゃ！
と言って この話は終わった




いつも ハルとはこんな感じで
いられるから 居心地がよかった







わたしの大好きな親友


















あなたちゃん
本当ごめんね、じゃぁまた明日！



うん
マサイくんまたね！







おーい、帰んぞー！




はーい！
じゃぁねあなた！






うん、また明日ね！














わたしの大好きな親友は

わたしの隣の席の人の彼女










マサイくんのこといいなって
話は前から聞いていた






ちょっとびっくりしたけど
好きな気持ちには
応援したいと 素直に思った


それから しばらくして
付き合ったと聞いたときは
そんなに驚かなかった



大好きな親友が
好きな人と結ばれるのは
わたしも嬉しかったし


マサイくんも
彼女が学年１のマドンナだったら
嬉しいだろうし(笑)










わたしは２人を見送った






２人が見えなくなって
ふーっとため息をついた











図書館でも寄ろっかな…

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第4話 04.

ゆに

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。