「きーまた」
木全「おーどうしたの」
「木全さ、チョコどれくらいもらいました?」
木全「誰からも貰ってないよ」
「え」
瑠姫くんや拓実程ではないだろうけど隠れて木全のこと好きな人は少なくない
なのに…1個も貰ってない…?
いや食べるの大好きな木全が断るはずもないだろうし、、?
木全「え?くれるよね?」
「いやまあ…」
絶対くれるだろうみたいな顔で見つめてくる木全。
「はい、あげるよ」
木全「わー!!うまそう!ありがと!」
木全「これは、本命?義理?」
「へ、」
木全「僕、木全は、好きな子のチョコしか受けとりません。」
「え、じゃあ…」
木全「そーゆー事だよ。」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!