次の日
朝ごはんを食べ2人と学校へ向かう
私は2人に昨日あったことを全て話した
2人は熱心に話を聞いてくれて
私は本当に助かった
下駄箱で靴を履き替えて教室に入り
HRが始まるまでみんな友達とおしゃべりを始める
すると
グクがジュンくん、ジンくんと教室に入ってきた
ジュンくんっていうのは
私がトイレに行く途中にぶつかってしまった人で
ジンくんはジヒョがイケメンって言ってた人(もちろん私もカッコいいと思う)
2人とも昨日の自己紹介で始めて名前を知った
グクたちは教室に入るなり女子たちの視線を集めていた
するとフェジちゃんが
またも女子たちはフェジちゃんをうらやましがる
グクと話したい子、いっぱいいるんだな~とか関心してグクを見つめてたら目が合ってしまった
突然挨拶された私はびっくりしてしまった
耳元でジヒョがささやいた
その時
誰かに睨まれた気がしたのは
気のせいだろうか
HRが終わると1時間目はそのまま委員会と係決めになった
なーんて周りの子たちと相談タイムに突入
しばらくして先生が委員会の一覧を黒板に書き終わると
と言った
やはり学級委員となるとクラスに関わる大事な仕事なため
面倒くさいし
責任感もある
なかなか手を挙げる人はいなかった
すると
おぉーー
みんなの歓声が上がる
すると
ジヒョ……!!
周りの子も結構うなずいてる様子だ
ぱちぱちぱちぱちーーーー👏
それから
学級委員の2人が司会をして
順番に委員は決まっていき
文化祭実行委員を決めるときがきた
なんと
奇跡的に私一人だった
グクが手を挙げた
すると女子たちが続々と手を挙げ
フェジちゃんも手を挙げた
すると
フェジちゃん目当ての男子たちも手を挙げ始め
ついには20人くらい手が挙がってしまった
するとイェナがトントンと私の肩をたたいてこう言った
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!