第27話

🎠
5,269
2020/08/19 05:13
ジョングクside



俺が帰ってきてしばらく立ってから


アイツは家に帰ってきた


アイツは


「ただいま~、おかーさん今日のご飯なに~?」


なーんて調子だ














よく見なかったけど、さっき本当にキスしてたのか?





俺の見間違えか?






キス後にしてはアイツ普通すぎる




いや、てかなんで俺こんなアイツのこと考えてんだよ





まぁ、見間違えってことにしておこ






俺はベッドに寝っころがりながらゲームを始めた







































次の日




朝のHRが終わり、1時間目を使って文化祭でやるクラス企画を決めることになった








(なまえ)
あなた
何かやりたいものありますかー?
女子1
女子1
迷路がいい!
男子1
男子1
お化け屋敷!
女子1
女子1
縁日は?
男子2
男子2
俺メイド喫茶がいい笑
じょんぐく
じょんぐく
手挙げて言ってくださーい






結構案が出た中から、多数決で投票をして


お化け屋敷に決まった



(なまえ)
あなた
お化け屋敷、
どんなストーリーにしたいですか?
店長
店長
はい!廃校になった高校!
男子2
男子2
はいはい!墓場!







と、なかなか1つにまとまらなくて大変だったけど






テヒョンくんが出してくれた案が全会一致だった







テヒョン
テヒョン
お化け屋敷ただやるだけじゃなくて
テヒョン
テヒョン
ミッションとか作ってお客さんにクリアしてもらうのどう?






みんな:おぉ~~!











テヒョンくん、やっぱりすごい……








まだ決まったわけじゃないのに、クラス全員から拍手をもらっていた



(なまえ)
あなた
じゃあ、それでいいですか?



みんな:はーーい





ドンへ先生
ドンへ先生
うん、2人ともありがとう!
文化祭まであと1ヶ月ないし、みんなで協力して成功させような!
















それから、私たちのクラスは


墓場の中にある井戸を探し出し、お皿を戻しに行く


という設定のお化け屋敷をやることに決定した









文化祭までは、授業をしながら


みんなで少しずつ部品などを作っていった




























そして時は立ち、とうとう文化祭前日を迎えた







前日は、内装・外装に人数を分けて


本格的に準備をする














(なまえ)
あなた
どんなのがいいかな?


私は、ジヒョと看板を作る役割になった
ジヒョ
ジヒョ
「墓地からの鳴き声」だっけ?
(なまえ)
あなた
うん
ジヒョ
ジヒョ
とりあえず、暗くて怖い感じにしよう




ジヒョのアイデアがすごく良かったおかげで、私たちは午前中で看板を作り終えた








外装は順調そうだし、内装は…ちょっと遅れてるかな?












なので私とジヒョは教室内を手伝うことにした








イェナと黒板に黒幕を取り付けていた時




後ろのロッカーの方から黄色い声が聞こえた





女子1
女子1
テヒョンくんありがと~!
テヒョン
テヒョン
いや、当たり前のことだよ笑
女子2
女子2
キャーーー!
女子1
女子1
カッコいい~~!!





………






(なまえ)
あなた
何してたのかな?今
イェナ
イェナ
上にある物でも取ってもらったんじゃなーい?笑
(なまえ)
あなた
あ~、そゆこと
イェナ
イェナ
てかさ、テヒョンくんあんなに毎日女子に囲まれてて好きな子いるのかな?
(なまえ)
あなた
あー!確かに!
(なまえ)
あなた
うーん、いそうじゃない?笑
イェナ
イェナ
女子たちはみんなテヒョンくんが好きだけどね笑
(なまえ)
あなた
ね笑笑



















ジョングクside









ジュン
ジュン
え、あのソクジンに好きな子?!?!
テヒョン
テヒョン
まじかぁ~!



俺たちは今

井戸を作りながら何気に恋バナをしている


ジュン
ジュン
うちのクラス?
そくじん
そくじん
うん
ジヒョ
ジヒョ
あの…、ジンくん?
ジヒョ
ジヒョ
これ、落ちてたんだけどジンくんのシャーペンだよね?
そくじん
そくじん
あ、そうそう!ごめん、ありがと!
ジヒョ
ジヒョ
ううん笑





ソクジンは去って行ったパクの背中をジッと見つめていた









ジュン
ジュン
え、もしかして…
じょんぐく
じょんぐく
好きなヤツってアイツ?
そくじん
そくじん
しーーっ!
テヒョン
テヒョン
そうなんだ!笑笑
ジュン
ジュン
へぇ~!まぁ確かに可愛いよな
テヒョン
テヒョン
そーゆージュンくんは、最近どうなの?彼女さんと、笑
じょんぐく
じょんぐく
え、お前って彼女持ちだったの?!
そくじん
そくじん
え、知らなかったの?
じょんぐく
じょんぐく
いや逆に知ってたのかよ!?
ジュン
ジュン
うん、俺彼女いるよ
テヒョン
テヒョン
グクはいないの?好きな子
じょんぐく
じょんぐく
うーん………
そくじん
そくじん
お、その顔はいる顔だぞ笑







俺の場合、好きってゆーか





なんなんだろ





よく分かんない





でもこれが好きってことなのかもしれない


じょんぐく
じょんぐく
恋すると、どうなるのか?
そくじん
そくじん
えぇ、難しいなぁ……













すると、しばらくしてソクジンはこう言った
























そくじん
そくじん
その人のことを考えたり、隣にいたりするとドキドキして
そくじん
そくじん
ずっと一緒にいたいって思うんじゃない?
ジュン
ジュン
あーー
じょんぐく
じょんぐく
ずっと一緒にいたい、か……
そくじん
そくじん
うん、例えばその子と話してるとすっごく楽しいとか
そくじん
そくじん
守ってあげたくなるとか
じょんぐく
じょんぐく
ふーーん




アイツと話してると

普通に楽しいし、面白い













他のぎゃーぎゃーうるさい女子たちと比べたら何倍もマシ





それに、すげーおっちょこちょいだし




騙されやすいし




ときどきホントに呆れる笑














これって、恋?なのか?





ジュン
ジュン
テヒョンは?
ジュン
ジュン
好きな子いないの?
テヒョン
テヒョン
僕は……











3人:………

































テヒョン
テヒョン
あなたちゃんが好き
























え?


プリ小説オーディオドラマ