第55話

🎠
4,263
2020/09/06 11:07
次の日

ほそく
ほそく
じゃ、行ってくるよ!
さな
さな
気をつけてねー、って
さな
さな
あなた、お弁当!
ほそく
ほそく
あ、ごめん笑
さな
さな
も~~笑


お父さんとお母さんはすっかり仲直りして



いつものような日常が始まる




















朝ごはんを食べ終わった私も、家を出発して
2人と合流する









イェナ
イェナ
ねぇ、明日英作文の提出じゃん?
(なまえ)
あなた
あ……
ジヒョ
ジヒョ
あなた、何書いたの?笑
(なまえ)
あなた
………
















やばい











あれから全く手をつけていない




















イェナ
イェナ
さては、将来旦那さんになる人
イェナ
イェナ
とか書いたんでしょ~~?!笑
ジヒョ
ジヒョ
うわぁ~~!!笑笑
(なまえ)
あなた
いや、そうじゃなくて
(なまえ)
あなた
まだ書き終わってない……笑
イェナ
イェナ
…………
ジヒョ
ジヒョ
あ、そっち笑










やばいホントに何書こう……??













過去いちテンパってます









ああああああーーー!!!
















こんなんなら最初っからお母さんにしとけば良かった……





















































授業が終わって



家に帰宅した私は



ご飯を食べてお風呂に入った後



早速机に向かう




















































(なまえ)
あなた
zzz……



時刻は深夜0時




私は




書き終わった直後に寝落ちしてしまったようだ































ジョングクside







プルルルル____プルルルル____




じょんぐく
じょんぐく
はい?
テヒョン
テヒョン
あ、グク?
じょんぐく
じょんぐく
なんだお前か
テヒョン
テヒョン
ひどっ笑
じょんぐく
じょんぐく
こんな時間に何だよ?笑
ましてや家の電話に
テヒョン
テヒョン
あー、そうそう
テヒョン
テヒョン
俺さ、今あなたちゃんの英語の教科書持ってるわけ
じょんぐく
じょんぐく
………は?
テヒョン
テヒョン
席隣だから入れ替わっちゃったんだと思う笑
テヒョン
テヒョン
あなたちゃんが持ってる教科書、念のため確認してくんない?
じょんぐく
じょんぐく
いや何で俺が
じょんぐく
じょんぐく
てかそんなんカトクで言えよ
テヒョン
テヒョン
あー
テヒョン
テヒョン
俺のスマホ画面割れて、今修理出してる
じょんぐく
じょんぐく
………
テヒョン
テヒョン
って事で、じゃ!笑
じょんぐく
じょんぐく
お、おいっ



プ___プ___プ___



じょんぐく
じょんぐく
なんだあいつ……











俺は仕方なくテヒョンに言われた通りアイツの部屋へ向かった













時刻は深夜0時半













絶対あいつ寝てるだろ……


















とりあえずノックしてみる












コンコン






























案の定、反応はない















じょんぐく
じょんぐく
入るぞー






ガチャ




































そこには















机に突っ伏して寝ているアイツがいた






















じょんぐく
じょんぐく
勉強か、えら……



ちょうど机に広げてあった英語の教科書を取る

















裏にはちゃーんと











カン・テヒョン












と名前が書かれてあった


















ふと目線を下に下ろすと









ルーズリーフに英作文が書かれていた

















じょんぐく
じょんぐく
あぁ、明日までのやつか













俺は父さんの事をちゃちゃっと書いて終わらせたけど








アイツは何書いたのか?

















気になって紙を手に取ると

























そこには俺の事が書かれていた







































全部読み終わってから、アイツの頬にキスして


背中に毛布をかけてやったのは










秘密


























────〈あなたの英作文〉────



I have an older brother.

私には兄がいます。

His name is Jungkook.

彼の名前はジョングクです。

He was 16 and was born September 1.

彼は16歳で、9月1日生まれです。

He is foolish and fitting,but he has some nice and cool places.

彼は頭が悪くて意地悪ですが、優しくてカッコいい所もあります。

He is good at cooking.

彼は料理が上手です。

My favorite of his dishes is yakisoba.

彼の料理の中で私が1番好きなのは焼きそばです。

It’s really delicious.

それは本当に美味しいです。

Also he has compassion.

He will help immediately if anyone in need.

また彼は思いやりがあり、困っている人がいたらすぐに助けます。

I love him.

私は彼の事が大好きです。

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