次の日
私は今日
ジヒョとイェナ、クラスの女の子たち何人かと
前々から楽しみにしていた大型ショッピングモールに行く予定だ
そこにはフェジちゃんもいる
いつもより早く起きれた私はお気に入りの洋服を着てリビングへ向かった
グクはもうリビングで朝食を作っていた
やっぱ、もうみんなバイトしてんのかな?
私はバイトするならどこがいいかなー?とか考えながら朝食を食べて
8時45分に家を出た
みんなとの待ち合わせは最寄り駅でショッピングモールまでは電車で約1時間かかる
私が駅に着いたときにはジヒョともう1人の女の子の2人が待っていた
しばらくするとみんな集まってきてちゃんと9時前に全員がそろった
電車の中で私はジヒョとイェナに昨日のことを聞かれた
2人でゲームをしたこととグクが料理上手だったことを伝えるとやはり2人もびっくりしたようだ
あー!学級委員さんね!
めちゃめちゃイケメンの笑
( ̄∇ ̄)
なーんて盛り上がってたらいつの間にか目的地の駅についてしまった
電車の窓から見えるショッピングモールはとっても大きくてびっくりした
ショッピングモールの中は多くの人であふれていた
私たちはまず始めに洋服を見に行った
それから雑貨や文房具などを見て回り
ファーストフード店でご飯を食べてから
午後は8Fのゲームセンターで遊んだ
私たちは2人きりになった
子供連れが多くてなかなか6人が座れる席がなかったがなんとかベンチを確保できた
-カトク-
よし
ジヒョに連絡したところで
私はちゃんとフェジちゃんに話さなきゃいけないと思った
うん、それは私もそう思う
私は深呼吸をしてからフェジちゃんの目を見てこう言った
それからちょっとの間考えて、フェジちゃんは言った
その時、ちょうどみんなが飲み物を買って戻ってきた
フェジちゃんはいつもの笑顔に戻っている
うーーん
最終的に彼女になるのは誰か、かぁ………
あんまり考えすぎないようにしよ笑
それからみんなとばいばいして家に帰ると
お母さんとお父さんも
グクもまだ帰ってきていなかった
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。