僕はあの時、なんていえば良かったの?
ねえ、教えて_________
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ジリジリと照りつける太陽が、僕の意識を朦朧とさせる。
やだなぁ……
僕は、1つ溜息をついた。
その時、後ろから声がした。
後ろを見ると……
僕と同い年くらいの子だろうか。弱々しい声で話しかけてくる。
こいつ、なんで僕の名前を知ってるんだ……?
いや、普通に怖いんですけど:(っ'ヮ'c):
なーんて、考えていると、
思わずそう言ってしまった。
マジで何言ってんだこいつ……
いい精神科連れてってあげようか……?
うっわ、何言ってんだ僕。
はぁ……やっちまった……
お節介モード発動しちゃったよ……
……ま、そこが僕のいい所なんだけどね✨
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どうも……ころんです……
僕のお節介で話を聞くはめになり、やっと聞き終わりました……
いや、なげぇよ。
ってか、『……僕、もう死んでるんです……』はぁ?!まじ意味わかんないんだけど( ´ • ω • ` )
おまっ、死んでんのに殺してくださいっておかしいだろ?!頭イカれてんのか?!
生き別れの兄……?
いや、少女漫画かよ。乙女か(((
ま、僕も生き別れの弟いるし……人のこと言えないんだけどねぇw
うっわぁ……そんな目で見んなよ……
はぁ……仕方ないなぁ。
これまたあっさり。だーから僕って扱き使われんだよなぁ……w
(´^ω^`)ブフォwww
ま、いいやw
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壁|ω・`)チラッ……ころんだよ✨
ちょ、僕天才かもしれない……✨
あいつのお兄ちゃん……僕じゃね?!✨
いやぁ、それだったらまじ草生えるわw
ちょ、聞いてみっかwwww
おうおうwそんなに泣いてどうしたんだ?www
やっと見つかったのかw良かったな……w
ん?何だ……?
……は?
え……?、ちょ
はぁ……せっかく楽しめると思ったのに……
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やめて……
やめてください!!
グサッ……
グチャグチャ……
パラパラ……
これが僕の2度目の死、かぁ……
つまんないの。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。