第14話

リピートトンネル
554
2019/11/28 13:57
💜くん
💜くん
ここが……『リピートトンネル』……だっけ?
💙くん
💙くん
そうそう!!
❤くん
❤くん
ね、ねぇ……帰ろうよ……
💗くん
💗くん
えぇ〜??‪w
❤くん
❤くん
お、俺怖いの苦手だもん!!
💙くん
💙くん
大丈夫だって‪w‪w‪w‪w‪w
💗くん
💗くん
そんな怖がらなくてもいいんじゃない?‪w‪w‪w
❤くん
❤くん
で、でも〜(´;ω;`)
💜くん
💜くん
お、俺も……なんだか怖くなってきちゃった……
💗くん
💗くん
ななもりさんまで?‪w
💜くん
💜くん
し、仕方ないでしょっ!!
💙くん
💙くん
えー、なーくん可愛い〜‪w
💜くん
💜くん
う、うるさい!
💙くん
💙くん
はーい‪w‪w‪w‪w
💗くん
💗くん
さぁさぁ!!
💙くん
💙くん
おぉ??
💗くん
💗くん
ここが噂のリピートトンネル!!
💙くん
💙くん
来ちゃいましたねぇ!!
❤くん
❤くん
うぅっ……
❤くん
❤くん
や、やめよ……
💗くん
💗くん
だーかーらー‪w
💗くん
💗くん
大丈夫だって!‪w‪w‪w
❤くん
❤くん
ほ、本当にこういうの苦手なの……(´;ω;`)
💙くん
💙くん
じゃあ……莉犬くんだけ帰る?
❤くん
❤くん
お、俺は帰る!!
💜くん
💜くん
俺も……(´;ω;`)
❤くん
❤くん
うぅ……なーくん(´;ω;`)
💜くん
💜くん
怖いよね(´;ω;`)
💗くん
💗くん
あーあ‪w‪w‪w‪w‪w
❤くん
❤くん
ぜ、絶対帰ってきてよっ
💙くん
💙くん
当たり前でしょ‪w‪w‪w‪w‪w





💜❤が帰る
💗くん
💗くん
おし、そんじゃあ二人で行こうぜ〜!
💙くん
💙くん
……ん?
💙くん
💙くん
2人じゃなくね……?
るくん
るくん
あ、あの……
💗くん
💗くん
あっ……
💙くん
💙くん
あっ……
るくん
るくん
僕のこと……忘れてませんか……?
💗くん
💗くん
(´・ω・`)……
💙くん
💙くん
(´・ω・`)……
💗くん
💗くん
忘れてました……ね……
💙くん
💙くん
お、同じく……
るくん
るくん
もう!なんで忘れるんですか!!
💙くん
💙くん
ご、ごめんなさーい‪w‪w‪w‪w‪w
💗くん
💗くん
ごめん……‪w‪w‪w‪w‪w‪w
💙くん
💙くん
じゃあ、行っくぞ〜!!
💗くん
💗くん
おー!!




<ザッザッ……





こうして、僕達3人は暗いトンネルの中を歩き出した。
✂ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー✂
るくん目線




実は……







僕、霊感があるんです。








家族が霊媒師のお仕事をしていまして……








それで、霊感が強いと思われます(´・ω・`)







勿論、皆には内緒。







だ、だって!こんなこと言っても信じて貰えないかもしれないじゃないですか……!!







それに、祖母から『お前の霊感は命が危ない時だけに使うんだよ』って教えられていますし……








ここのトンネル、祖父が担当していたお客さんが来たところ……








確か……その人……1人だけ生き延びたんだよね……







あぁ、怖い怖い……
 







これ以上考えるのはやめましょう……
るくん
るくん
ピクッ
るくん
るくん
ん?
💙くん
💙くん
どした??
💗くん
💗くん
(?´・ω・`)ナニナニ
るくん
るくん
え?あ、いや……
💗くん
💗くん
……そう??
るくん
るくん
は、はい
💙くん
💙くん
じゃ、先進むぞ〜
💗くん
💗くん
おー‪w






おいでよ……
るくん
るくん
?!







ねぇ……おいで……
るくん
るくん
(だ、誰……?)





私だよ。
るくん
るくん
(え……もしかして……)
るくん
るくん
あの時のお客さんの奥さんの声……
💗くん
💗くん
……??
💙くん
💙くん
は??
💙くん
💙くん
え、何?
💗くん
💗くん
どういう意味……?
💙くん
💙くん
ってか……さっきから誰と話してんの??
るくん
るくん
……っ






おいでおいで
 






そのままこっちへおいでよ








みんな待ってるのよ?
るくん
るくん
……っ早く逃げて!!
るくん
るくん
パシンッ







僕は思いっきり手を叩いた。







それにより、一時的に霊の動きや思考が止まるのだ。






教わっておいてよかった〜……ε-(´∀`*)ホッ
💗くん
💗くん
?!
💙くん
💙くん
?!
るくん
るくん
いいから……!!早く逃げて!!
💗くん
💗くん
な、なんで……?!
るくん
るくん
さもなくば死ぬよ?!
るくん
るくん
死んでもいいの?!
💙くん
💙くん
そ、それは……
るくん
るくん
だったら早く!!
💙くん
💙くん
え、ちょ……!






<ダッダッ……
💗くん
💗くん
ねぇ、……はぁ……はぁ……
💗くん
💗くん
ど、どこ行くのっ……
るくん
るくん
入口に戻るんです!
💙くん
💙くん
このトンネルから出れないんじゃないの……っ?
るくん
るくん
でれます!
💗くん
💗くん
……っ
💙くん
💙くん
さとみくん、とりあえず……信じようよ……っ
💗くん
💗くん
あ、あぁ……






こっちだよ?







おいでよ






タノシイ世界が待ってるよ







そっちじゃないよ








私の方へ来るのよ









もっと近づいてよ








さもなくば、殺すわよ
るくん
るくん
ゾクッ……
るくん
るくん
は、早く……!!
るくん
るくん
急ぎますよ!!
💙くん
💙くん
えっ?!
💗くん
💗くん
こ、これ以上早く走るの……?!




<ダッダッ……!!







✂ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー✂
走り始めて15分。



💙💗は体力の限界だった。
💙くん
💙くん
ねぇ……っ!まだなの……?
るくん
るくん
も、もうすぐです……っ
💗くん
💗くん
あっ……!あ、あそこ……見て……っ!
💙くん
💙くん
あっ……!!
さ こ る
入口……!!
るくん
るくん
急ごう……!!
💗くん
💗くん
おう!





<ダッダッ……









<ガシャンッ
💙くん
💙くん
えっ?
るくん
るくん
ころちゃん……?!
💙くん
💙くん
あ……
💗くん
💗くん
え……








僕らがトンネルを抜けたと同時に鉄の扉がしまった。









その時に、ころちゃんの右腕が犠牲になったのだ。
💙くん
💙くん
あ……いや……








ころちゃんの腕からは大量の血が溢れ出ていた。
💙くん
💙くん
痛い……やめて……
💙くん
💙くん
うぅ……
💙くん
💙くん
バタッ







ころちゃんはその場に崩れ落ちた。
💗くん
💗くん
か、帰れないトンネルの本当の意味って……
るくん
るくん
ま、まさか……
💙くん
💙くん
……









ころちゃんは一生このトンネルをリピートすることになった。

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