第148話

11回目のお誕生日会。
1,021
2022/05/11 04:02













side⇄あなた








もしかしたら初めてかもしれない
スケジュール埋まってるのに、内容を知らないなんて。
…怖すぎるんですけど。誰か教えてよ。笑






『ミコ、私はどこに連れていかれるの?』
美思「とりあえず黙って車に乗ってくれないか。」
璃乃「りのもいっしょだよぉ!」
『うぇ!びっくりした!璃乃久しぶりじゃん!』
璃乃「むっちゃんに会いたくって!」
『……何が欲しい?』←
美思「やめてくれ」←





危ない危ない、紐が緩むところだった。




璃乃「きゃー、かわいい猫ちゃんだねー♪」
『でしょ、りのと名前似てるよ、リリっていうの』
璃乃「似てるー♪  リリちゃーん♪」
美思「2人とも頼むから車に乗ってくれないか!」←
『スマンスマン』
璃乃「ごめんねママー」





……で?
私は一体どこに連れていかれるの?
璃乃が居るから変な仕事では無いだろ、、




璃乃「むっちゃん、ママがね、
こっから目隠ししてだって!」
璃乃「あとAirPodsで音楽聴いといて!」
『ますます怖いんですけど、、』
美思「まぁまぁ、生きてるから大丈夫だよ。」←
『何が生きてるから大丈夫、だよ笑』






わかんないマジで。
思考を諦めた私は、目隠しも相まって眠気が来て、
あっという間に寝落ちた。





璃乃「むっちゃん、起きて!」
『ぇ、』
美思「はい、行きますよぉ」
美思「降りて降りて」
『………ここが事務所っていうのは分かったな、』
美思「ハイハイ、早く早く」(フル無視)
『…無視しないでくれよ、怖いんだよこっちは』←





え、さすがに事務所でしょ、
じゃなきゃ、私ただの不審者なんだけど。





美思「はい、ここ入るから。」
美思「璃乃はマスクしてね。むっちゃんと手繋いで。」
璃乃「らじゃー」
『あーこっっっわ。』





もしかしたら今日が最後になるかも。(?)(何が)



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