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第16話

異変




















玄関から音がした。
その音の正体は…




















































照「……これ、家に忘れてたよ」






















弟だった。
今、正直誰とも会いたくなかった。
たとえ、血の繋がった弟でも。
泣き散らかして、浮腫んでて、涙の跡もいっぱい。
可愛い顔して意外と勘が鋭い照なら、


すぐに気づくんだろうな。































『なにこれ、…』
照「いや知らねーよ、ママから渡された」
『ママ?』


















ぶっきらぼうに、



ちょっとクシャクシャになった紙袋を渡してきた。












その中身は、私が前に帰省した時に忘れた服と、
無くしてたと思ってたイヤホン()
それから、ほんのり温かいタッパーがふたつ。
中身は、昔からママの手料理で1番好きだった野菜炒め。
















『わざわざ届けに来てくれたんだ』
照「……、まぁ、近くにいたし…?」
『……もっと分かりづらい嘘をつきなさいよ、』←
照「うるさい、野菜炒め奪うよ、」
『ごめんごめん、それは勘弁』


『てか、中身知らないくせに野菜炒めある事は知ってたんだ、』



照「……、うるさいって。」←




















馬鹿みたいな言い合いをしてると、
ひかるが急に険しい顔で、軽くこっちを睨んでくる。



















『…え、なに、怖。』
照「むり、すんなよ。」
『…、?』
照「最近の姉ちゃん、なんか苦しそう」


「いつもの姉ちゃんじゃないよ。」


「時々泣きそうな顔してさ、
ママたちもみんな心配してた」






“ 俺も ” とは言わないあたり、



つくづく照らしいと思った。




















『大丈夫、私平気平k 「なわけないでしょ。」…』
照「見たよ、俺、姉ちゃんの。」





















“ アンチ ” と言ったところだろうか。
あれ、君SNSやっちゃいけないんじゃなかったっけ
いつもなら、
いーけないんだーいけないんだー、とか言って
からかってたけど、残念ながら
今はそんな気力持ち合わせてない。



















『Twitter?』
照「…ん」















Twitterは怖くて、前々から見てなかった。
何書かれてるのか。

















『ひぃ、聞いてくれる?』
照「…おう、聞くよ」