壁が破壊されて、5年が過ぎた。
今では、声援が絶えない
3人は気付いたのか、表情を明るくしていた
それが嬉しくあなたは満面の笑みで手を振った
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リヴァイside
町のやつらはうるさい
罵声を飛ばしていたと思えば、次は声援
嫌になる
あの日以来、長距離索敵陣形用のペア
あなたとジル
2人の力をみんなが認めていたことから、早く決まった
今思えば、あの日からすべて変わっていたのかもしれない
あの日からあなたは笑わなくなった
いつも無邪気に笑うあなたはいなくなっていたのだ
口元が笑っている、優しさが出ている時がはるかもうそれは無邪気に笑うというわけではなかった
それに、いつもは俺の名前を呼び捨てで、リヴァイ!
と叫んでいたやつが、「兵長」だと
そんなことを考えながら、俺はふとあなたの方を見た
それと、そこには満面の笑みのあなたがいた
見た嬉しさで顔が歪む
早く終わらせて、早く帰って早く早く、もう一度あの笑顔を………
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。