第4話

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2019/02/01 14:02
彼女
好きな男の子とデートは極端だけど、つまりはこう、青春!みたいなことがしたかったんだよなあ
彼女がそうしみじみ呟く。
しばらくの沈黙が二人の間に流れる。








彼女
……やり残したことない?
沈黙を破るように彼女が声を発した。
え?
彼女
これは私の予想だけど、藤村くん絶対やり残したことある。今年も結局飛び込めなかったじゃん
僕は何も言えなかった。
いや、これまた彼女の言うことが正しすぎて言い返すことが出来なかった。

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