第4話

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2018/09/18 21:03
あなた
ハァ・・
花音
どーしたの、朝からため息ばっかりで
有岡さんのことを考えると授業に集中できなくて、昨日の出来事を花音に相談することにした
花音
えーーーすごいじゃん‼︎
いい出会いだよ!
あなた
そーかな
花音
いやーあなたにもそんな日が来るとわね
あなた
そーだねって、なんだそれは〜
そんなこんなで放課後になり有岡さんに会える時間が近づいてきた
昨日と同じ公園へ昨日より急ぎめで向かった
りょうちゃん
あ、おねーちゃん
あなた
おまたせっ
りょうちゃん
ありーおかー‼︎おねーちゃんきたー
大貴
んー?あっ‼︎昨日の‼︎
あなた
昨日も今日も弟がありがとうございます
大貴
いえいえ
子供達
危なーい‼︎
あなた
え?キャッ
気付いた時には遅かった。

子供達が使っていたボールが飛んできた。幸い、柔らかいやつでまだ助かった
大貴
大丈夫っ⁉︎
子供達
ありおかーっ‼︎りょうくんのお姉ちゃん怪我させた!
あなた
うんっ‼︎全然大丈夫だよっ!
大貴
お前ら気をつけろよー
子供達
だってありおかがどっか行っちゃったから
大貴
あ、それはごめんな。ゆうこと聞いてやるから許してくれよー
子供達
じゃあ明日も遊んで〜
大貴
おうっ‼︎
大貴
あ、本当にごめん。その、、服。

汚れたまんまだといけないから俺の上着羽織ってって‼︎
あなた
え、ありがとうございます
大貴
じゃあ、またね
あなた
じゃあまた返しにきます
なんて優しい人なんだろう。

ジャージからはすごく優しい匂いがする。

連絡先聞けばよかった


でもたくさん話せてよかったなー


なんだろ、有岡さんの笑顔を見ると胸が熱くなる


そんなことを考えて家に向かい歩き始めた

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