カチッ
あなた
「 えっ!すごい! 」
パンっ!!
長谷川 慎
「 あなた!誕生日おめでとう〜! 」
あなた
「 わぁ〜!びっくりした! 」
「 準備してくれたの? 」
慎くんがこんなサプライズ用意してくれてたなんて気づかなかった 泣
泣いちゃうよ 泣
長谷川 慎
「 ちょっと💦 泣かないで〜笑 」
そう言ってよしよししてくれた。
部屋の四隅に飾られてるお花を1つにまとめれば、素敵な花束になった。
プレゼントは、慎くんが選んでくれたであろうセンスのいいマフラー!
すっごくすっごく嬉しかったぁ。
ケーキは私の好きな、フルーツのケーキで今まで食べた中で一番美味しかったです!
長谷川 慎
「 あとね、僕苦手だったけど、手紙書いてみたんだ。 受け取ってくれる? 」
あなた
「 もちろん!読んでもいい? 」
長谷川 慎
「 恥ずかしいけど、いいよ 笑 」
どんな手紙だろう。ドキドキする。
あなた
「 …っ。ふぇっ…… 慎くん〜っ ありがとう〜 泣 」
長谷川 慎
「 もー泣きすぎ 笑 」
不器用だけど、言葉にしてくれる素敵な彼氏を、一生大切にしたいと思いました。
ほんとにありがとう。慎くん。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。