第11話

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2021/08/16 03:00
(なまえ)
あなた
げ、もうこんな時間…。
一旦控え室に戻ると、
制服姿の七海がいた。
笹山七海
あ〜あなたちゃんっ!!!!
(なまえ)
あなた
七海。もう帰る?
笹山七海
うん。でもちょっと待ってて良かったぁ…。
あなたちゃん、あまりに遅いから心配したよー。
(なまえ)
あなた
あー。もう大変大変。
特にあいつ…
笹山七海
びっくりしたよ!
あんな風にご主人様に啖呵切るなんて!
でも、結果的に世話役になれたからいいのかな…。
(なまえ)
あなた
ええっ!良くない良くない!
あんなドSのおもちゃになるなんてもう最悪。
笹山七海
そ、そうなの…?
でも、世話役は特別なんだよ?
私たち下級使用人とは違って…。
普通は何年も務めながらどんどん上がっていくのに。
(なまえ)
あなた
そうみたいだね…。
笹山七海
とにかく!あなたちゃんはすごいってことだよ!
(なまえ)
あなた
あ…そういえば。
七海ってどこの学校行ってるの?
笹山七海
え?私?
私は桃園女子だよ?
(なまえ)
あなた
え…まじ?
笹山七海
うん。2年生。
あなたちゃんはどこに行くの?
(なまえ)
あなた
私は…まだ分かんない。
こっち来たばっかで、まだ右も左も分かんないし。
多分公立高校の定時制か…空きのところで転入するかな…
笹山七海
そっか。
あ!やば。お迎え待たせてるんだった!
帰るね!
(なまえ)
あなた
うん。ばいばい。
七海がバタバタと部屋を出て行く。
急に静かになった。
(なまえ)
あなた
お迎えって…
(なまえ)
あなた
そっか…七海…
何気にお嬢様じゃん…。
桃園女子なんて、他県の貧乏人の私だって知ってる、
超有名私立のお嬢様女子校だ。
中高一貫で、大学もある。
(なまえ)
あなた
そうだよな…確かにあの感じ…
なんとなく体から滲み出る気品があった。
(なまえ)
あなた
なんで…そんな子が…バイトなんか…








(なまえ)
あなた
風呂、入ろ。
考えてもどうしようもない。
とにかく今日は疲れた。
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どうもこんにちは。
お盆になんか勢いに任せて大量生産しちゃったよ…
普段全然なのに…。
で、相談なんですけど…

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今後のテイスト、どんな感じがいい?
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この話、一作目(魅惑)と比べてどう?
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5%
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56%
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よろしくお願いします🤲

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