大体こんな感じかな?
後はあまり変わりません
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イレイザー side
ヒューー
夏のムワッとした風が夜の空を横切って行った
シンと静かな夜に浮かぶ三日月は屋根の上に立つ少女を照らす
少女の足元にはさっき逃走した、、俺が探していたヴィランが捕らえられ仰向けで転がっていた
ヒーロー、か?
見ない顔だな、
聞いた事がない歌
しかし、とても優しい歌詞だ
恋愛のことがかかれているのか?
失恋でも、ましてや実る歌詞でもない
恋人ではない想い人へと捧げられるような
片思いで終わって欲しいと願うような
それでも想い人は信じて待っていてと言っているような
『決して派手な恋じゃなくていいから.......あなたの恋人になりたい』
純粋で無拓な1人の主人公の話
この歌詞には一体どんな意味が込められているのか
どんな想いがあったのか
それはこの歌詞をつくった人、...........................
いや、あの少女にしか分からないのだろう
長い髪をなびかせ振り向いた少女は俺を上から見下ろしていた
たぶん俺はこの時から
藍華羽に初めて会った日から、年甲斐もなく一目惚れしてしまったのだろう
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。