第2話

雄英からの推薦報告
6,574
2021/06/05 13:43



先程まで夕焼け色だった空が夜に染まる


真っ暗ではない。優しい月光が足元を照らしていた



イレイザー・ヘッド
イレイザー・ヘッド
なぁ今晩はどうだ?
美味しそうな店を見つけたんだが、
_藍華羽@あげは_
藍華羽あげは
行かない
イレイザー・ヘッド
イレイザー・ヘッド
相変わらず釣れないね、
今日も可愛いよ
_藍華羽@あげは_
藍華羽あげは
急に話変わるな、
てか任務中だよ?
イレイザー・ヘッド
イレイザー・ヘッド
敵は倒しただろう?
後は警察の人達が任せろと、
_藍華羽@あげは_
藍華羽あげは
家に帰るまでが任務だ
イレイザー・ヘッド
イレイザー・ヘッド
本当に可愛いな
イレイザー・ヘッド
イレイザー・ヘッド
嫁に来なさいよ
_藍華羽@あげは_
藍華羽あげは
もうやめて



今日も変わらないイレイザーからのアタック


私は正体を明かさないことを条件にヒーローをしている




知っているのは責任者?って言うのかな?まあとにかくごく一部だ




あ、あの人は知ってるわ、

オールマイト


私も彼の秘密は知っている。だから、お互いに困っている時は助け合う事ができて案外 教えて良かったと思えた



当然 イレイザーは知らないけどね、私の秘密























ピンポーン


休日のお昼前

暇なので走り込みにでも行こうとした時にインターホンがなったのでしぶしぶ家の扉を開けた



あれ?誰も居ない、





開けても誰も居なかった

ピンポンダッシュってやつ?ちょー迷惑なんだけど、



イライラの気持ちが言葉に漏れないように扉を勢いよく閉めて八つ当たった


しかし直ぐにまたインターホンがなったのだ




握ったままだったドアノブをギュッと更に握り今度はバンッと勢いよくドアを開いた



また誰も居ない


???
おーいここだよ!ここ!


下から聞こえる声と伸びてきた手にびっくりし1歩後退りながらも声の主を見た

根津校長
根津校長
やぁこんにちは!
私は根津と言うのさ!
根津校長
根津校長
雄英高校の校長をしています!
少しお話があるんだけど今 大丈夫かい?
_薙@なぎ_ (なまえ)
なぎ あなた
.......はぁ、まあ大丈夫です


どうぞ、と ねづm____根津 校長先生を家にあげ、和式の部屋へと案内した

_薙@なぎ_ (なまえ)
なぎ あなた
お茶をどうぞ
根津校長
根津校長
あぁ、ありがとうなのさ!


あの短い足でまともに正座できてることに少し違和感を感じながらも根津校長の話を聞く

根津校長
根津校長
実は君を雄英高校に推薦したいのさ!
_薙@なぎ_ (なまえ)
なぎ あなた
.......え〜っと、その為にお1人で
来られたのですか?
根津校長
根津校長
そうなのさ!((ドヤ
_薙@なぎ_ (なまえ)
なぎ あなた
(いやいやドヤじゃねぇよ)
_薙@なぎ_ (なまえ)
なぎ あなた
私は雄英に入るつもりはありません
根津校長
根津校長
.......どうしてだい?
_薙@なぎ_ (なまえ)
なぎ あなた
だって、.......
(もうヒーローですから、
とは言えないんだが)
_薙@なぎ_ (なまえ)
なぎ あなた
とにかく無理ですね、
_薙@なぎ_ (なまえ)
なぎ あなた
さぁ、もうお引き取り下さい
この後に用事がありますので、
根津校長
根津校長
そうかい、そう言うことなら仕方ないね!
また改めて伺わせてもらうのさ!

それじゃあ、と言って私の家を後にした根津校長は近くに止まっていた……おそらく待たせていたのであろう車に乗って帰って行った

_薙@なぎ_ (なまえ)
なぎ あなた
え、?また来るの?

プリ小説オーディオドラマ