第7話

6話
1,090
2022/09/05 13:50



「この意味、分かってる?」____ .




『………えっ、、と』





沈黙の10秒。
私が何も言えずにいると、蘭さんは笑った。





蘭「なんてね笑 じょーだん、じょーだんだって笑」





『は、はあ………』





とても冗談には見えなかったあの表情。
無かったことにしても良かったのだろうか。今考えても分かるわけはなくて。





蘭「とにかく、しばらくここにいてもい~よ笑」




蘭「まぁ………身の安全は自分で保証しないとだけど、、」




『え、』




蘭「あははは! これもじょ~だんだって笑」





…彼はどれだけ冗談をつくれば済むのだろうか、、笑






結局私もそれを了承して蘭さんの家にしばらく居座ることにした。





一瞬、竜胆と私何気に一緒のことしてない?なんて考えが過ったけれど





竜胆からしかけてきたのだ ということにして、自分を正当化した。




深い眠りのなか、なにかが頬を掠った。
きっとそれは、手のひらで_____























蘭「冗談…か………………」





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