第69話

おかえり昔の東卍
2,652
2021/07/20 20:52
朝目覚めると、いつの間にか病院で寝てしまっていた
(なまえ)
あなた
ベッドに突っ伏してねてたけど、よく息止まらなかったな……。
そしてそのベッドは、羽宮のベッドだった
(なまえ)
あなた
……とらぁ。私は帰ってきてくれて嬉しいよ…
そう言って羽宮の手を握る
それを扉の外から三ツ谷は見ていた
三ツ谷 隆
三ツ谷 隆
……なんで手を握ってんだよ
……っ!?
(今のは……ヤキモチ……?)
そのままどこかへ行ってしまう
私が握る手は私を優しく握り返してくれた

とても優しい力で
(なまえ)
あなた
……虎。あんたが1番辛いのもそれを理解してるのも、私だけだよ…知ってる?創設メンバーでよく遊びいってた時、めちゃくちゃはしゃいでた虎が……眩しかったんだよ…
羽宮 一虎
羽宮 一虎
……俺はお前が眩しかったよ
(なまえ)
あなた
……起きてたの。
性根が腐ってるね
羽宮 一虎
羽宮 一虎
どっちが。コソコソと勝手に手繋いで。
(なまえ)
あなた
っ!
羽宮 一虎
羽宮 一虎
まぁいいけど。
ていうか……
羽宮は急に顔を近づけた
羽宮 一虎
羽宮 一虎
……顔、変わったね。
(なまえ)
あなた
……どのへんが…?
羽宮 一虎
羽宮 一虎
まぁ、大人になってきたんじゃん?
そう言って羽宮はニカッと笑った
羽宮 一虎
羽宮 一虎
ていうか、さっきまで三ツ谷居たけど、大丈夫なの?
(なまえ)
あなた
何が?
羽宮 一虎
羽宮 一虎
嫉妬されるんじゃないの?
(なまえ)
あなた
……?
羽宮 一虎
羽宮 一虎
あー。なるほど。
何かを察したように羽宮は肩の荷をおろす

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