【🐎said】
やべ、寝すぎた
昨日のVAZRIDEというイベントの
疲れもあったのか相当寝てしまったようだ
普段は必ずと言っていいほど
家にいるのに今日は何故かいない
あ、そう言えば中学の友達とご飯食べに行くとか言ってたな...
じんたんが何をしているのか知れて
一安心し何気なくSNSを開く
そこには昨日のVAZRIDEでの
写真や色んなクリエイター達のツーショットや
動画など
色々上がっていた
そんなものを眺めながら微笑んでいると
1つの投稿が目に止まった
じんたんともちの動画...
相方が写っているものには反応してしまうものだ
そんなことを思いながら見ていると
俺はこの動画を見たことに後悔をした
そこにはもちがじんたんの首にキスをしている
シーンがあったのだ
俺は絶大な嫉妬を覚えた
ただのおふざけなのは分かってるのに
嫉妬してしまう俺は相当嫉妬深いのかもしれない
そう考えているとじんたんが帰ってきた
俺はじんたんの返事には答えず
目線をじんたんの首の方に向ける
もちはここにキスをしたのか
そう考えるだけで嫉妬が押し寄せてくる
俺の気持ちを知らないじんたんは
俺の顔を覗き込んでくる
俺はじんたんの首にキスをした
もちのキスを上書きするかのように深く。
じんたんは焦りながら顔を真っ赤にしているが
そんなのお構い無し
1分ぐらいじんたんの首にキスをし続け
ようやく唇を離した
顔が赤いのに気づかれたくないのか
少しそっぽを向いている
そ、それは...と口を濁らすじんたん
そう言うとさらに顔を赤くする
あーもうダメだ
気づいたらじんたんのことをソファに
押し倒していた
じんたんはコクっと小さく頷いた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!