隣の席の女の子を見れば、カチューシャをつけた短髪の女の子がいた。
いやぁ…小学1年生の授業でも疲れるは疲れるなぁ…
おや、分からない…めっちゃ分からない…今の子の流行り?ジェネレーションギャップを感じた…
傘をさして皆で歩く。雨は少し見るとトラウマが蘇る…みたいなとこがある。
…私は気づいてしまった…哀ちゃんって、めっちゃなんか、色気がある!大人っぽい!
今日は分からない言葉がぽんぽん出てくるな。でもこれこそ人生だ!…なんちゃって。
ドラマとか漫画でしか見た事のない豪邸があって、正直そっちにしか目がいかない。
いや十分目の前の家も大きいんだけども…!
親戚かぁ…人脈とかすごい感じなのかな?
コナンくん、確かに人脈ありそうな顔してるもんな。
ガチャ、と音を立てて開かられる扉からふくよかな男の人が出てきた。
さっきからなんかこそこそ話よくしてるな。なんかあったのかな…分からないや。
阿笠博士の家に入った後、
なんかの成り行きでゲームをしています。アクションゲームって言うのかな、多分。
良くゲームやってたんだろうなぁ…みんな楽しそう。私も楽しいけど。
皆笑ってるな…
いい笑顔だ。
[続]
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。