『───天才なんか、打ち砕いたるわ───』
「いいね、それ。ますます楽しみになってきた。」
あなたも育ったなぁ。
凛々しい横顔をチラッと見て思う。
毎日、家事も、勉強も、バレーも、そればっかりでしんどくないのかなぁ。
ほんと、『努力』を象徴するようなやつだよ。
最低でも1週間に3回は顔見るようにしてるんだけど、やっぱり無表情は治ってない。
極稀にふと思い出したように苦しそうな、辛そうな顔になる。
それを見ると、壊れて、どこかへ行ってしまうんじゃないかって思う。
大丈夫かなぁ。
でもあなたは普段通りでないと嫌な主義(?)だからね。
え、こんなに気使える及川サンって((((作者パンチ
作者「そんな事ばっか言うからあなたちゃんが振り向いてくれへんねn((((殴
及川「作者は出てこないで」
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及川「トス上げてよ〜」
さてさて、あなたはどれくらい進化してるんだろう。軽く4ヶ月半は見れてないからな〜
キュッキュドッ
促されて軽めに飛んでみた。
綺麗なフォームからのセット。
さっき飛んだのより少し高めに上げてくる。
(コイツっ!)
自分の最高のジャンプをした。
(あららー、ちょっとだけトス高すぎたかな〜?)
バシーン!
『でも上手く打てたデショ。』
コイツほんと確信犯だわ
ホントすごいよ。最初はあんな下手くそでドリブルばっかりしてたのに。
『げ』
コーチ「どうしたあなたげってw久しぶりだな。
徹も。」
及川「はいっ!久しぶりです!あっ、岩ちゃん
も元気ですよー!」
コーチはあなたが始めようとするのを確認して
コーチ「徹、あなたの引き抜きのことについ
て、相談したいんだが。」
及川「はい、いいですよ。」
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更新遅くなりすみません💦
課題め………許さん。
また私の五色イジりについてもお話したいと思います。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!