第41話

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2020/04/06 11:09
morning



あなたSide
なので私は朝ごはんを作って学校へ。
今日は慎、仕事は遅めらしい。
意外に慎の家は私が通ってる高校からそんな遠くなかった。
でも早めに出ないと間に合わないから朝は早い。
あなた

いってきま~す

私は慎を起こさないように小声でゆっくりドアを閉めた。


無事学校に到着。


私の後ろ姿を発見したのか
川咲彩華
あなた〜!!
タイミングぴったりで彩華が駆け寄ってきた
川咲彩華
おはよっ
あなた

彩華~。おはよ

川咲彩華
ねぇ、苗字成宮から長谷川に変わらないの?
あなた

まだあれ書いてない

川咲彩華
婚姻届??
あなた

それそれ

川咲彩華
左手見せて
あなた

なんで笑

川咲彩華
いいから〜!
あなた

はい

川咲彩華
指輪が綺麗に光っております✨
あなた

つけてきてよかったかな?‪w

川咲彩華
大丈夫でしょ!笑
あなた

大丈夫かな?笑

川咲彩華
てかさ!まこっちゃんとキスした?
あなた

はぁ!?//

川咲彩華
いや、結婚するんだしどうなのかなーって
あなた

あの仮恋人の時の最終日の時
お願いしたらしてくれた

川咲彩華
やばやばやばやば
川咲彩華
まこっちゃん良い奴だ
あなた

私の旦那は完璧よ

川咲彩華
こんな漫画のようなことがあるんだね
あなた

ホントだよ

川咲彩華
さっ!教室いこー!
あなた

うん!

私は今、思っていることがある。
凄い慎との生活は生きてきた中で1番幸せな時間だ。
でも、私が死んじゃったら慎はどんな気持ちになるんだろって。
慎も私の事凄い大好き大好き言ってくれる。
もしかしたら慎は私が死んだら凄いショックを受けて立ち直るのに時間がかかるかもしれない
そのまた逆も考えられるけど。もう分かってる事だから心の準備完璧で
涙を流すぐらいでそのあとは直ぐにいつも通り仕事をこなすかもしれない。
その後だよね。慎にはまた新しい人と結婚してもらわないと。
慎が寂しいだけだもん。

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