🐯 side
、、、姉貴からの電話があってから、
悔しさが増した俺は、気づけばその場を離れてて
あいつが、俺用に作ったパンフレットに
書いてある場所を、探し回った。
、、、もしかしたら、いるかもしれねぇと思って。
「 弱ってるときは、無条件で
人に甘えなきゃだめなのっ、、、!! 」
「 テヒョンくんが、、、好きだから、、、 」
「 、、、ま、テヒョンくんからしたら、
ただの散歩だけどね〜、、、ㅎ 」
あいつと、姉貴の言葉が蘇ってくる度、
俺自身も、どれだけバカだったのか、後悔する。
、、、でも、集合1時間前になっても見つからなくて。
思い切って、あいつに電話をかけると
何回かけても、留守電につながる音声。
それから途方に暮れていると、
突然、後ろから声をかけられた。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!