# 翌日
帰り道、いつものようにテヒョンくんと帰ると
公園に寄って、よその犬とじゃれ合う。
私に、犬犬って言ってることもあって
テヒョンくんは、かなりの犬好きっぽい(
、、、それからしばらく、じゃれ合ってから
肩を並べて歩き始めた。
、、、もしや、、、、、、ぎゃ、虐待死( 黙
そう言うと、頭に手を乗せて
意地悪そうに笑ったテヒョンくんは
私を置いて、前へ歩き出す。
、、、い、犬じゃなくてっ、、、、、、
” 女の子 ” として見て欲しい ________ 。
勇気を振り絞ってそう言うと、
前を歩いていたテヒョンくんが振り返って
私を見つめてきた。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。