、、、そう言うと、優しく微笑むグクくん。
そして、乱暴なテヒョンくんとは違い、
グクくんは、そっと私の頭の上に手を乗せる。
、、、まさか、” 愛の鍵 ” をつけれる場所に、、、?
、、、あの日以来、全く話してないし、
どう思われてるのかも分からないけど、、、
結果は、どうなってもいいから
あの場所に、、、行ってみよう。
それを、全身に言い聞かせた。
そして私は、グクくんに笑顔を見せると
あの場所へ、駆け出した ___________ 。
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🐰 side
あなたちゃんが、
最後の最後に、やっと笑ってくれた。
、、、これで、いいんだきっとっ、、、
好きな人が、笑ってくれればっ、、、
そんな俺の一言は、
誰にも届くことなく、静かな夜空へ消えた。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!