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第1話

□♡
639
2020/04/01 00:31
□side

最近体調悪いなと思って病院に行ったら妊娠してた
思い当たることが1つある
4日ほど前にユウとやったとき中に出され残ってたんだろう

家に帰ったらもうユウは帰ってきた

□「ねぇ〜ユウ」

♡「何?今ゲームしてんだけど」

□「やっぱいいや」

♡「用ないなら話しかけないでよ」



また別の日には

□「ユウって子供ほしい?」

♡「んー欲しいけど今は忙しくて面倒みれないからいいや」

□「そっか……」

♡「急にどうしたの?」

□「いや、なんもない」

そして言えないまま1週間くらいたった
お腹もだいぶ目立つぐらい大きくなってきた
なのにユウは全く気づかない

♡「慶ちゃん冷蔵庫からお茶とって」

□「あ、うん」

お腹が重すぎてちょっと歩くのがしんどかった

♡「もう!遅すぎ!!」

ユウは怒りながらお茶を冷蔵庫にとりにいった

□「ごめん……」

最初からそうすれば良かったじゃんなんて言えず俺は謝った

♡「このさいだから言うけど、最近慶ちゃん歩くの遅すぎシゲやまっすー、俺、マネやスタッフさんにまで迷惑かかってんだよ!!」

□「えっと……」

♡「それに最近肌荒れとかひどくない?アイドルなんだからしっかりケアしなよ!」

□「それは……」

♡「あと慶ちゃん最近太ったよね?アイドルとしての自覚ないんじゃない?」

♡「俺らアイドルで人に見られるんだから、恥ずかしくないようにちゃんとしないと!」

バンッ!

俺は壁を叩いた

□「ユウばっか好きかって言って俺の事考えないで酷いよ!」

♡「は?慶ちゃんのためにちゃんとした方がいいって教えたじゃん!!」

□「なんで気づいてくれないの?」

♡「何を気づけって言ってんの?はぁーもういいよ俺たち別れよう」

□「えっ?」

♡「俺わかんないもん慶ちゃんのこと」

ユウは部屋に行き、数分後キャリーケースと大きめのカバンを持って出てきた

♡「俺でていくから、じゃあな」

□「ま、まって……」

俺の声は届かず家を出ていってしまった

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