私は 、みんなに人気 の きむうそく と 隠れて付き合ってます。
なんで 隠れて付き合ってるかって?
まぁ、理由は色々あるんだけど
〈 あなたちゃん 今日の放課後 空いてる ? 〉
『 今日 は 用事があって … 』
[ うそくくん 今日 一緒に帰れる ? ]
[ 私も 一緒に帰りたい ! ]
「 今日 は 早く帰らないといけないんだ 、ごめんね 。 」
遠回しに言えば 、こういう 理由もある。
お昼は友達 と 適当に食べて、放課後になれば 帰る準備をして すぐ帰る。
公園 で 待ち合わせをしているから。
『 待った ? 』
「 ううん 、今来たとこ。 」
「 行こっか。 」
『 うん。 』
「 … 誰も ここまで来ないと思うからさ 、手 … 繋ご? 」
『 ふふ 、うん ! 』
学校でも 喋ったりできないからこういう時間って 何気ないけど 貴重で幸せだな。
「 このまま どっか 出掛ける ? 」
『 うん ! 行きたい ! 』
久しぶりに うそく と 出掛けられる 、楽しみだな。
なんて 浮かれていた私には 、この光景を見ている人が居るなんて 思いもしなかった。
next .🦋
: くむどんい 途中だったのにすみません 🙈
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。