また いつも通りのつまらない日が来た。
この間までタメ口で話してたけど
お父様に見つかってタメ口がダメになった…
これも3年の修学旅行までの辛抱…。
颯太君…んー。
私正直言ってね…JUMPの人以外の男の人と会いたくないのに、、
国の貿易の為…
お嬢様の仕事…
ぱち。!!と自分の顔を叩いて気合を入れた。
裕翔Side
__ぱち。!!
え?なんで叩いてる音がするの…
一応お嬢様のあなたの部屋を覗いて見たら…
あなたが自分の顔を叩いてるっ!!!
え?!って思ったら
『よし!頑張ろ!』
って言ってた…
やっぱり無理してたんだ…
俺…そんな事も気づけなかった…
執事失格…
あなたは奥村颯太ってやつに会いたいのかな…
俺は本当は会わせたくない…
もしあなた狙いだったらどうするんだよ!!
俺のあなただぞ!!
_え?〈俺の〉って今俺言ったよな…
あー俺あなたの事好きになったんだ…
分かんなかったな…
一応お父様に報告しよう…
俺があなたの事好きになったから。後はあなたが俺の事好きになってくれればなぁ。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!