とある日の休み時間
キーンコーンカーンコーン
中原の教室
かなり落ち込んでいる中原。
少しでも元気になるよう励ますが…
無理に笑っているような中原。
次の日の休み時間。
聞こえたはずが、無視して先に行く中原。
しかも、相当早歩きだ。
中庭
涙目になり、そう言って行こうとした瞬間
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太宰の手を振りほどき、行ってしまう中原
休み時間が終わり、授業後の休み時間。
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中原と太宰は、仲が悪いはずなのに、いつも一緒に居て話しているが、最近話していないことを不思議に思ったようだった。
そう答えた中原だったが、実際、中原は、少し悲しそうな顔をしていた。
中原は、いつも太宰と一緒にいたことで、支えとなってくれていた太宰の大切さにきずけなかったのだ。
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そこには、
仲直りをして、笑い合う、
2人がいました。
happy end
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。