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第7話

放課後。僕はハルの言う通り体育館の倉庫にやってきた。

体育館にはまだ部活の部員達はいない。今は部室で着替えているのだろう。
アキ
アキ
ハル......入るよ
ガチャリ、と重いドアが開き僕は倉庫に入った。


するとそこには___
ハル
ハル
ん、ンンン....!ンンッ゙.....
そこには目がパンパンに腫れ、鼻血が出た跡が残っているひどい顔のハルがいた。

そしてそこには今日弁当を一緒に食べた男子グループ2人がいた。
アキ
アキ
そんな.....ハル.....!どうしたの......
僕は恐怖で足が震えた。そしてそのまま尻もちをついてしまった。
ㅤㅤㅤㅤㅤ
おっとアキ君.....?逃げようとしても無駄だよ~?
ㅤㅤㅤㅤㅤ
もうすぐここには部員達がやってくる....下手に騒ぎを起こせば君達の身体の関係がバレてしまうよ?
僕はその言葉に息を飲んだ。僕も....ハルの様に殴られる。

僕はハルの様に強くはないからきっと意識を失ってしまって誰にも気づかれないままここで一夜を過ごすんだろう.....そう思うと涙が出てきた。
ハル
ハル
アキ.....、ッ.....
後ろでハルの悲痛な声が聞こえる。僕はその声を聞くだけでもっと胸が痛くなる。
アキ
アキ
バラさないで.....ッ....、頼みは.....何でも....聞くから.....、ぁ
ㅤㅤㅤㅤㅤ
だってさ....どうする?
ㅤㅤㅤㅤㅤ
もちろんぶち犯すに決まってんだろ
そう言ってそいつらは大人しくしとけよ、と台詞を吐き捨てて僕とハルを残して行った。
アキ
アキ
ハル.....!今すぐ解くから.....
僕は急いでハルの縄を解いた。そしてハルに抱きついた。その瞬間涙が溢れた。
ハル
ハル
アキ......ッ.....、
アキ
アキ
ハル.....ごめん....守れなくて......こんなボロボロにさせちゃって.....!
するとガチャリ、と扉が開いた。
ㅤㅤㅤㅤㅤ
おいお前 縄を解いたな
アキ
アキ
....っ.....
ㅤㅤㅤㅤㅤ
まあいい 二人分持ってきておいて良かった....
ハル
ハル
二人分.....?
そう言ってやつらは僕とハルにペットボトルを渡した。ペットボトルの中には水が少し入っている。
ㅤㅤㅤㅤㅤ
飲め
ハル
ハル
.....っ、......
僕はよく分からずその水を全て飲み干した。

するとハルは驚いたような、絶望したようなそんな目をしていた。
アキ
アキ
ハルは.....飲まないの?
ハル
ハル
あ、あぁ......
こんな所で人を脅しておいて水を渡すだけなんて変だな、と思いながら僕は喉が乾いていた為、ありがたく水を飲んだ。

ハルも少しずつ水を飲み、飲み終えると2人はニヤリと笑った。

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