ジョングクを部屋から見送り、私は部屋でぼーっとしていた。
もしバレたらどうしようとか色々考えてそわそわしていた。
すると、誰かが部屋の扉をノックした。
ジミンは部屋を出て、電話をしに行った。
それと入れ違いでテヒョンが入ってきた。
私とテヒョンはかわいた洗濯物をどっさり部屋に持ってきた。
2日サボっただけでこの量とは...
流石、7人で暮らしているだけある。
テヒョンは部屋から出ていった。
家で結構、手伝いとかしてたから洗濯物をたたむのは得意なんだけど…
この量は…笑えてくる。
たたまなければならない洗濯物の量の5分の3ぐらいたたみ終わったところで、再びジミンが部屋に入っていきた。
丁度ジョングクは街ブラから帰ってきた。
2人は部屋から出ていった。
そして、開けっ放しのドアからテヒョンがひょっこり出てきた。
テヒョンは部屋に入ってきて、私の向かいに座り、洗濯物を手にとった。
しばらくはお互い黙々と畳んでいたが、テヒョンの集中力がぶっつり切れた。
洗濯物をたたみ終わるころには日がくれていた。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。