第10話

昼寝のあと
576
2018/03/07 10:46
ピピピピ、ピピピピ

スマホのアラーム音で目を開いた。
アイス (私)
アイス (私)
....ぬわああああ!!
30分に起こせと言われて、ジョングクの寝顔が綺麗だな〜と思ってたところまで覚えてる。
どうやら、その後、ジョングクのベットに寄っかかって寝てしまったらしい。

アラームを止めると、未だにジョングクはぐっすり寝ている。
アイス (私)
アイス (私)
起きて~!!
ジョングク
ジョングク
ん~ジンさん...もう食べれない…
アイス (私)
アイス (私)
もう食べなくてもいいから~
起きて~
ジョングクの体を揺さぶった。
なかなか起きない。

しょうがないから私はジョングクの耳元で起きて~と普通の声で言った。
ジョングク
ジョングク
うわぁ!!
びっくりした
アイス (私)
アイス (私)
おはようございます
ジョングクはスッカリ起きたようで、布団を吹っ飛ばした。
これぞリアル「布団が吹っ飛んだ!!」なんちゃってw
ジョングク
ジョングク
なにニヤニヤしてんの?
布団を吹っ飛ばしたジョングクは目をマン丸くした。
思ってただけなのに顔に出てしまった...
アイス (私)
アイス (私)
なんでもないです...((ブフッ
目をマン丸くしたジョングクがあまりにもうさぎに似てて、思わず吹き出してしまった。
ジョングクは首をかしげて、私の目を一切気にせず、シャツのすそから手を突っ込み肩をかいた。
ジョングクの腹筋があらわに...
ジョングク
ジョングク
そんなにじっくり腹見るなよ~
すごいでしょ?俺の腹筋
アイス (私)
アイス (私)
どうやったらそんなにバッキバキになるんですか?
ジョングク
ジョングク
いつの間にかこんな感じになってた。
てか、マスク持ってない?
アイス (私)
アイス (私)
もってますよ!!
私はバックから白いマスクを差し出した。
ジョングク
ジョングク
だせぇ~
黒ない?
アイス (私)
アイス (私)
えー確かあったような...
あった!!
今度は個別包装になっている黒いマスクを差し出した。
するとジョングクはそれを装着した。
アイス (私)
アイス (私)
どっかに行くんですか?
ジョングク
ジョングク
ちょっと街を散歩しよかなと思って。
一緒に行く?
えー!!
下手にうろちょろしたら女だってバレちゃう!!
アイス (私)
アイス (私)
また今度にします。
ジョングク
ジョングク
あ、そう。
んじゃ行ってきまーす
アイス (私)
アイス (私)
行ってらっしゃい
ジョングクはポケットに財布を入れると、部屋から出ていった。

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