またテキトーに部屋をノックした。
すると低い返事が聞こえてきた
部屋に入ると、テヒョンが1人でベットに腰をかけていた
テヒョンは私の顔を見て、クスっと笑った
ギクリ...!!
女々しい顔だけで終わってよかった。
渾身の演技力を見せつけたつもりの私。
バレてなければいいなぁ
そんなところで、部屋にラップモンスターが帰ってきた。
テヒョンはベットから立ち上がって頬を膨らまれた。
か、かわいい...!!
ダメだ...このままじゃ鼻血が...
私は二人の部屋を出た。
そしてまたまたテキトーな部屋にノックをしたいんだけど
この部屋からはすごい大きな笑い声が漏れている。
ちょっとノックをためらった。
でもノックをしてみた。
その部屋からすごく眩しいオーラを放った人が飛び出てきた。
明るすぎて直視できない...笑
そんなホソクの後ろからジミンがひょっこりと顔を出していた。
この二人に比べたらいくら得意でも私なんでクソみたい...
なんとか一緒に踊るのだけは避けたい…
ジミンはスマホからある曲をかけた。
その曲は For you
日本語だから選んだんだと思う。
二人のキレッキレのダンスは約4分、私を魅了させた。
ジミンとホソクは自慢げにドヤ顔をした。
そんなところでジンのお昼ご飯ができたらしく、台所へ呼び出された。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。