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小説
ホラー
瞼の向こう
玖
その人は…確か………青羅の彼氏の………
…誰ですか?
え、嘘でしょ。
え、何が。
いや、俺の事知らないの?
…ごめんなさい。
マジかよ、、、。同じクラスじゃん…。
仕方ない。青羅と自分達以外とは全く話さないに等しい私達だ。知らなくて当然。
駒井橙智(コマイダイチ)だよ。青羅と付き合ってる。
…あー………。駒井くん…。見たことなくはない。
………ええーーーーー?!
うぉっ…。なんだよ…。
そ、そ、そ、青羅ちゃんの…か、彼氏さん…?!
あ、常磐和ちゃん、知らなかったか…w
ごめんねwwうちらも言ってなかったww
そりゃあ、ビックリするだろう。言っていなかったうちらも悪い。にしても、青羅の彼氏が、私達に何の用だろうか。
で、何の用ですか?
あ、あぁ、実は…
駒井くんは、酷く深刻そうな顔をして…
最近、青羅が暗くないか?
私達と、同じことを言ったのだ。
…私達も、その事を考えていたんです…。
ほ、本当か?!俺の考え違いじゃなかったのか…!
うん。確かに最近、青羅疲れてるような感じがするよね。
でもそれだけじゃない気がする…。
俺も、それ思う。
もしかしたら、青羅の彼氏なら、一緒に過ごしている時間も多いだろうし、何か心当たりがあるかもしれない…。
駒井くん、何か心当たりある?
え、
うーん、俺もよくわからないんだけど…
全員で、じっと聞き耳をたてる。
…あっ、そういえば…
それは、
~☆陽乃☆~
なんでもないただの彼氏とのライン。
お兄ちゃん、会いたい。
にこ、行きます!
透明なフィルムの向こう側で息をする
♖ ଘ♥ଓ owmitoa ଘ♥ଓ ♖
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。