ハンソルはスングァンを引き連れ
マンションの1室へと入っていった。
スングァンの蕾の痒みは
もう既にピークに達しており
例えハンソルの前だろうが
掻きむしりたくてしょうがなかった。
そう言って足元のおぼつかないスングァンを
ハンソルは寝室に招き入れベッドへと突き飛ばした。
突然の事に驚き
スングァンは仰向けのままベッドに倒れ込んだ。
キッとハンソルを睨み上げると
ハンソルは既にスングァンに乗しかかっており
ハンソルの端正な顔がスングァンの直ぐ傍にあった。
ハンソルはスングァンのジッパーを下げズボンを
素早く下ろし手でスングァンの蕾の表面を撫で回した。
ハンソルの台詞にスングァンの抵抗が弱まった。
確かに、もう我慢の限界が近付いている。
辛辣に言いつつ、ハンソルは
撫でていた指を1本、中へ奥深く差し込んだ。
スングァンはこの指を軽々と呑み込んだ。
そんな所に精液をかける方法なんて
今のスングァンには思いつかない。
そうしているうちにスングァンの蕾には
指がどんどん増やされいつの間にか4本になっていた。
指4本でさえ、今のスングァンには余裕で呑み込めた。
ハンソルはスングァンから指を抜くと
徐に自分のズボンの前を寛げ
中から自分のモノを取り出した。
ハンソルのペニスは硬く立ち上がり
スングァンのモノとは比べものにならないほど大きかった。
いくらスングァンでも
もうハンソルの言いたい事は理解出来た。
その行為を想像するだけでスングァンは恐怖した。
しかし同時に
あれ、入れて掻き回されたら気持ちよさそうだな…
と言う、本能的な考えも浮かんだ。
ヒクンッ
考えるだけでスングァンの身体は反応し
蕾は無意識のうちに繰り返し収縮を始める。
意地悪くハンソルはスングァンに問掛ける。
スングァンがやっとの思いで顔を真っ赤にしながら言った。
あくまでハンソルは
スングァンに卑猥な言葉を言わせたいらしい。
先程から何の刺激も
与えられていないスングァンはもう我慢の限界だった。
スングァンはもう自分の本能のまま
自分のして欲しい事を必死で紡いだ。
スングァンは「て」まで言えなかった。
恐ろしい程の質量が蕾の中へと押し込まれ
スングァンの言葉は叫び声へと変えられてしまった。
そして挿れた衝撃で
スングァンはまたあっけなくイッてしまった。
ハンソルは嘲るようにしかし嬉しそうに笑った。
ハンソルはそのまま抜き差しを開始した。
スングァンの良いところを何度もペニスで突き
不意にギリギリまで引き抜くと奥深くまで差し込む。
その度にスングァンは女の様な喘ぎ声を漏らす。
スングァンは直ぐにまたイッてしまった。
ハンソルは楽しそうに言った。
ハンソルはスングァンが媚薬のせいで
イキやすくなっているのもあるがスングァンが
3回もイッたのに対しまだ一度もイッてなかった。
つまり、スングァンの蕾の中は未だ痒いままであった。
ハンソルはスングァンと繋がったまま身体を起こし
ベッドの横にある引き出しへと手を伸ばした。
そう言って引き出しを漁り始めた。
スングァンも横目でそれを見ると
引き出しの中に入っていた
数種類のバイブやら縄やら何やらが目に入り
スングァンは身体を強張らせた。
ハンソルはスングァンの変化に気付いたのかそうでないのか
とスングァンに笑いかけてきた。
ハンソルが手に持っているのは
小さなパールの様な物が付いた細い棒だった。
そう言うとハンソルは
出したばかりなのに元気良く立ち上がっている
スングァンのペニスの先端にその棒を差し込んだ。
1つ、2つ…
容赦なくハンソルは
スングァンのペニスにパールの様な物を埋め込んでいく。
埋め込まれる度
スングァンは悲痛な喘ぎ声を上げ
スングァンのペニスは先端から涙を流した。
スングァンの訴えも虚しくハンソルは
無情にも全てをスングァンのペニスへと埋め込んだ。
ハンソルは、最初はゆっくり徐々に早くスライドを始めた。
太い肉棒が小さな蕾から
激しく出し入れされる様はこの上なく扇情的だった。
ハンソルが一際早くスライドしながら
ギリギリまでペニスを抜き
蕾の最奥まで思い切り捩り込んだ時
ドプッと言う音と共に
ハンソルは白濁の液体をスングァンの中へ放った。
スングァンはハンソルの放ったものを全て受け入れながら
イキたいのにイケず、ビクビクと身体をしならせた。
先程までの痒みは
あっけない程にスーッと消えていった。
舌足らずな赤ん坊の様な口調で
スングァンはハンソルに訴えた。
痒みが治まれば後はただ快感を追うだけだった。
本当は先程からイけるだけの刺激は与えられているのだが
ペニスの先端に刺さっているもののせいでイケずにいた。
一刻も早くこの荒れ狂う様な快感から解放されたかった。
言うなりハンソルは
スングァンの蕾にペニスをうがったまま
スングァンを反転させ自分の膝の上に乗せた。
そして左手でスングァンの腰を持ち
右手でスングァンのペニスに
深々と刺さっているものの取っ手の部分を掴んだ。
カチッ
ハンソルが取っ手に付いているスイッチを入れると
棒はバイブとなり小刻みに震え出した。
パールの様な物も、1つ1つが違う回転を始め
今まで以上の快感を満に与えた。
それだけでも堪らないのにその上
ハンソルはペニスの抜き差しまで再開し出した。
痛い程スングァンは感じていた。
痛いのにその痛みが快感を更に煽った。
断続的に響くスングァンの喘ぎが部屋中をみたす。
ハンソルはニヤリと笑うと
棒を持っている右手をゆっくり上下にスライドし始めた。
スングァンの腰が淫らにより
激しく揺れ動きこの刺激さえも甘受した。
スングァンのペニスからは
精液がどんどん溢れ出してくる。
まぁ、ある意味2穴だけどなとハンソルは喉の奥で笑った。
そう言うとハンソルは
スングァンの蕾により一層深く捩込むと同時に
スングァンのペニスに差し込まれていた棒を抜き取った。
スングァンの数回分であろう
溜め込まれた精液がシーツに飛び散り
スングァンは自分の中にハンソルのものを
注ぎ込まれるのを感じながら意識を手放した。
ハンソルは
ベッドに横たわりスヤスヤと眠っている
スングァンの髪をいじりながら
愛しいそうにスングァンを見つめた。
そして
そう言うとハンソルは初めてスングァンにキスをした。
-END-
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!