莉犬side
どうも〜莉犬で〜す
今日はすとぷりの特攻隊長莉犬様が
ジェルくんを鍛えてあげたいと思いまーす
ジェルside
やばい 初日からスパルタや
さっきから怒られてばっかや
とにかく 言われたことを叩き込んで
同じことを反復する
莉犬side
飲み物を持ってくると
ジェルくんが尻もちを着いて息を整えている
滴り落ちる汗がエロい
自分で言うのもなんだけど
珍しく 人の事褒めたと思う
俺はすごいよかったと思ったけど
ジェルくんはまだ先をめざしてるんだ.......
俺もまだまだだなと痛感させられる
ここでその言葉と笑顔はずるいよ.......
ジェルくんはほんとに鈍感だから
いらない虫が寄り付かないか
気が気じゃない
いつか ジェルくんに越されるんじゃないか
心配だけど 今は俺が知っている全てを
ジェルくんに教えてあげよう
そう心から素直に思えた
--------キリトリ線--------
今回も最後まで読んでくださり
ありがとうございました
また次回 バイバイ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。