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第7話

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学校にいて








楽しいことなんてひとっつもなくて





"早く帰りたい"






"こんなとこ来たくない。"






そう思うようになった。







家に帰れば






温かく迎えてくれる家族。







優しく私に寄り添ってくれる家族に







涙が溢れそうになる。






でも、その優しさが時々辛くなる。








耳が聞こえなくなったおかげでいっぱい







迷惑をかけているから、これ以上迷惑は、かけないようにと、









今日、学校であったことも胸の奥底にしまい込んで、









何事も無かったかのように偽りの笑顔で接する。







だから家に帰りたい理由は、これじゃない。








耳が聞こえなくなってから








早く寝るようになった。








もう9時には、布団の中。









だって、夢の中の私は、耳がしっかり聞こえて、





たくさんのお友達がいて、







偽りのない笑顔が自然と作れているから。








夢の中だけは、本当の自分でいられる。







夢の中だったら、誰にも邪魔されない。