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第6話

その理由は
「んで?」
「え」
「理由聞いてくれって言ったじゃん。」
「そーだったわ。」

こいつ…。プリンのことしか頭になくて目的見失ってんじゃんかよ…。
私は改めてベッドに座り直した。

「なんつーか…。簡単に言うと、周りのやつからの嫌がらせってゆーか。」
「うん、知ってる。」
「なんで!?」

一目瞭然である。

「今日声をかけてきた時、結構傷あったっしょ。それに泣いた後に話しかけてくるとか…。」

蓮理は、ははっ、と笑って話しを続けた。

「やっぱわかったか、笑」
「それで俺は何度も何度も頑張ろうとはしたけど、あと数ヶ月だって分かってたけど、高校最後の年をこんなんで終わらしたくないって思ってやめる決断をしたんだ。」

「蓮理は頑張ったんじゃない?理不尽な先輩にも耐え抜いてたんでしょ。教室の窓から何回か見たことある。蓮理が先輩に色々とされてるところ。」

「見られ…てたんだ…な、。」


はっと言う蓮理。


「もう、無理しなくていいよ」
「ありがと…。」

うん、という代わりに、私はニコッと笑い返した。



「あ!これ中学の時の卒アルじゃん!」

ベッドのとなりの棚に立てかけてあった、紺色の卒アルを手に取った。

「この時の蓮理の顔やっば笑」

すると蓮理は「は?」と言いながらズカズカと寄ってきた。

「お前の方がやべぇっての。」
「いやいや、よく人のこと言えるよねー笑笑」

「これとかも!」と言いつつ、チラッと蓮理の方を見ると、少し顔を赤らめていた。「ん?」と言うと、ひょいっと卒アルを取られてしまった。
そして手首を掴まれて押し倒されてしまった。

まずいやつ…。

「お前、、、」
「な、なに。」
「俺の気持ち分かっててやってんの?」


……分からなすぎる!!


「なんこと…」

んっ。ん!?

塞がれてしまった…。
重なり合う。びっくりしすぎて頭が回らない。

「…っ。お前はさ、俺んち来んの緊張とかしないわけ?」
「するわけないじゃん、慣れだよ。」

「あぁ、そう。俺はくっそ緊張したんだけどなぁ!」


ちょっと…!?


「んっ…。まっ…て…!」







なに、この状況…!!!!