何かをハッと
思い出したかのように語りかけてくる彩葉
うん、うん、分かってた
うん、マジで、終わった
携帯も見たけど、
乃依から相当メッセージきてたしな…(831件)
SNSの通知は怖すぎて見てない
諦めた顔で
そう彩葉に告げる
そう言ってにこやかな笑みを浮かべる
頬をほんのり赤く染めて
照れる彩葉、可愛い
はい、行くよ〜と彩葉の手を取って
クラスに行った
放課後
とんでもない勢いで
私に突撃してくる真実
アキラが投稿した
あの写真のことだろうな〜泣
そう思っていると
バッと彩葉がスマホ画面を見せてきた

待ってやば、
思ったより私の人生詰んだかも
え?私のSNS、
身バレするようなこと書いてないよね?
ぐぎぎ、と言いながら
自分自身を納得させようとする彩葉
納得して貰えた(?)ところで
朝日からそろそろ終わった?とメッセージが来た
それに終わったよ、今から帰るねと返し、
カバンを背負って帰る姿勢になる
自分の失敗をまた他責にし、
足早にその場を去った














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!