第28話

先生と生徒。*善逸*
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2021/04/30 13:14
*夢主…キメツ学園で教える教師。周りには内緒で1年の我妻善逸と付き合っている。

*我妻善逸…キメツ学園1年。善逸が夢主に一目惚れし告白。周りには勿論内緒。

―――――――――――――――――――――
―――1日の終わり。

夕日が職員室内を染めている。仕事はもう少しで終わる。

帰宅する前に年下の彼氏とデートの約束をしてるから、早く片付けないと…



――ガラガラ

女子生徒1「失礼しまーす。煉獄先生はいますか?」
あなた
あ、今席を外しておられるわ。
女子生徒1「じゃあ、煉獄先生の机に日誌置いていきます。」
あなた
分かったわ。

女子生徒1「お願いします。」

女子生徒2「…ねぇ、今日我妻くんに告白するの?」

あなた
――……!
女子生徒1「う、うん…///」

女子生徒2「マジ?頑張って!」

女子生徒1「うん…だけど、噂で我妻くん付き合っている人居るらしくて…」

女子生徒2「そんなのあくまで噂じゃん!事実を本人から聞いた訳じゃないんだから、気にしない!」
あなた
……あなたたち下校時間過ぎてるんだから、気をつけて帰りなさい。

女子生徒1「すっ、すみませんιさようなら」

女子生徒2「さようならー…ι」
あなた
はい、さようなら。気をつけてね。


――――ピシャ



"「我妻くんに告白する」"

あなた
――……
あなた
(…私みたいな年上の女より、同い年のの方が…)

善逸くんには釣り合うんじゃないかな……
あなた
…私でいいのかなぁ…――


ポツリと呟きながら、残りの仕事を片付け待ち合わせの場所に行こうとするが、運悪く告白の現場を見てはばつが悪いと考え…
あなた
(…少し、時間潰して行こう)



―――――日も暮れ、辺りが薄暗くなる頃


どうやら私は、自分のデスクで眠ってしまったみたいで…
あなた
――…はっ!
あなた
しまった…ιうたた寝してしまった…

約束の時間はとうに過ぎている。

善逸くんは痺れを切らして帰ってしまっただろうか……


私が連絡を試みてスマホを取ろうとしたとき、


職員室の引き戸が開いた




―――ガラッ

あなた
え…(学校には私しか居ない筈じゃ…ι)
善逸
…見つけた…ι
あなた
Σ…ぜ、善逸くん…ι
善逸
待ち合わせ場所に時間になっても来ないから、あなたの行きそうな場所あちこち探した…ι
あなた
ご、ごめ…ι
善逸
はー…、無事で良かったι
善逸
事故にでもあったんじゃないかって心配したんだからね!
あなた
本当にごめん…。時間ずらして行こうと待ってたら寝ちゃってて…ι
善逸
何で時間ずらすの?
あなた
その、女子生徒が善逸くんに告白するって話してるの聞いて…ι
善逸
告白…?ああ、あれか。
あなた
……へ、返事はどうしたの?
善逸
心配しなくても、断ったよ。
あなた
………。
善逸
何、嬉しくないの?
あなた
善逸くんには私みたいな年上より、年相応の女の子がいいんじゃないかって…思ってι
善逸
……確かに、先生と生徒じゃ付き合いにくいし、バレたら職員会議にかけられるから大変だけどさ、
善逸
そんな事を気にするような、いい加減な気持ちで付き合ってるんじゃない!
善逸
障害があるなら、二人で乗り越えればいいんじゃないかな…//
善逸
――ね、あなた…//
あなた
……///


彼は、私が思っている以上に大人で、
あなた
うん……ありがとう…///
あなた
ありがとう…//私も、頑張るから…
善逸
何を?
あなた
善逸くんに釣り合う女になるように。
善逸
Σそれ以上魅力的になられたら、俺が困るιι!
善逸
ただでさえ他の先生達があなた狙ってるって言うのに…ι
あなた
まさか…ι
善逸
そうなの!あなたは知らないかもしれないけど…
あなた
そうだとしても、私は善逸くんしか見えないから…///


帰り支度をして、彼の前へ行く

あなた
大好きよ…善逸くん///
善逸
…///お、俺も、あなたが好き、愛してる///
あなた
嬉しい…///

気持ちが昂って、互いにキスをした…


どんな障害があったとしても、二人で乗り越える



あなたと一緒になる未来の為に………―――
…end.
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買い出しを終えた車の中で書き上げました!

先生と生徒…禁断の関係を書いてみました♪

キスじゃ物足りなかった?

これのR18ものにしようかとも考えましたが、長くなりそうなのでやめました←


先生と生徒シリーズで義勇さんとか煉獄さんとか書いてみたいな♪

読みたいひとーっ☆←いないから…ι

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