第6話

悪夢*炭治郎*
3,118
2020/08/20 05:19
夢主…先輩隊士だけど、階級が柱まであともう一歩という所にいる。
任務がかまぼこ隊と一緒になり、同じ宿に泊まる。

年齢がかまぼこ隊より上なのに、身長が禰豆子と同じ

――――――――――――――――――
あなた
はぁ……はぁ………ι
―――限りない森をひたすら走っていた。一向に出口が見えてこない。

任務はこの先なのに……
あなた
(―――鬼の気配)
あなたは鬼の背後に回り、次々と倒してゆく…

すると、あなたが立っている地面がなくなり、奈落に落とされる
あなた
な……に……ι?
――――ヒュゥゥ……
あなた
奈落に………落ちる……ι
下を見ると、這いつくばる手が何本も出てくる
あなた
ひっ……ιι
あなた
――――っあ!!ι
気がつくと、宿屋の自室の天井が見える。着崩れした浴衣と身体の隙間から、冷や汗が流れる
あなた
(夢………ι)
寝返りを打つも、またあの夢を見たら…と、怖くて眠れない。

まさか後輩を"眠れない"と起こすのも如何なものか………
あなたは月明かりの夜風が吹く縁側へ出た。
あなた
(何で、あんな夢を…)
月を見ながら思う。まさか、不吉なことの前触れ…はたまた、先輩隊士ということのプレッシャーが見せた悪夢か…
あなた
(柱の先輩達は、こんな事ないんだろうな…)
炭治郎
あなたさん、眠れないんですか?
あなた
…!何だぁ、炭治郎くんかι
脅かさないでよ…ιと、隣に座る炭治郎を見る
あなた
ちょっと、嫌な夢見てね…ι
炭治郎
そうだったんですか。
あなた
情けないね、仮にも鬼刹隊士なのに…
炭治郎
鬼刹隊士でも生身の人間。不安な気持ちなんて、少なからず皆持ってますよ。
あなた
…柱の先輩達もそうなのかな…
炭治郎
あなたさん。寝れないなら、俺が添い寝しますよ?
あなた
―――……は?//ι
あなた
(待って…何言った、今…)
怖い夢を見た弟妹達をよく寝かしつけてましたから…と、自信を持った表情の後輩
あなた
いやいや、大丈夫よ///ι君は明日の為に寝なさい!ね、ね?
あなた
(流石に後輩にそんなことは頼めない…//ι)
炭治郎
――はっ…!////ι
あなた
(…?炭治郎くん、赤くなったι)
炭治郎
すっ、すみません…///先輩に対して、とんでもないことを…//ι
あなた
…いや、気にしないで//ι炭治郎くんのその気持ちが嬉しかったよ、ありがとう。
あなた
お互いに、よく睡眠取って、明日の任務に備えよう?炭治郎くんと喋ってたら、怖い気持ちも何処かに行っちゃったし。
炭治郎
あなたさんの不安な気持ちが取れたなら良かったです。
あなた
…優しいんだね。
あなた
……惚れてしまう…かも//
炭治郎
…?何か言いましたか?
あなた
なっ、何にもないよ//ι
あなた
(まさかね……///ι)
あなた
じゃ、おやすみ、炭治郎くん。
炭治郎
はい、おやすみなさい、あなたさん。


あなたは先に自室に入る。

それを見届けてから、炭治郎も自室へと帰っていった。
あなた
(不安な気持ちが、ドキドキに変わってる…//)


――――今度は、楽しい夢がみれそう……


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朝は時間がなかったので、仕事の休憩時間にアップしました!

ちなみに途中から仕事中に思いつきました☆


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