※アンケート2位
※R18なので、苦手な人は見ないでね💦
*あなた…鬼殺隊士、炭治郎達と同期。炭治郎が好きだけど、カナヲの気持ちを知ってしまい、自分の気持ちに蓋をした。
*炭治郎…鬼殺隊士、あなたの同期。あなたが好きだか、なかなか気持ちを打ち明けれない。
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私の名前はあなた。鬼殺隊士、階級・己。
普段は単独任務が主なんだけど、たまに同期や先輩隊士との合同任務を命じられることもある。
――今は単独任務が完了し、私の鎹鴉に近隣の藤の家を案内してもらっている。
私は鎹鴉に手を振り見送ると、藤の家を目指し再び歩き出した。
……家の前まで来ると…
―――同期の炭治郎くん。
強くて頼りになって、お兄ちゃん肌な彼は皆に好かれていて…
私がひそかに慕ってる想い人―――
だけど、友達のカナヲちゃんも炭治郎くんを想ってるから、私はこの恋心に蓋をしようと思っている。
久々に会う彼を目にしたらそんな想いが甦り、心がスン…と酸っぱくなる
…悲しくなり、藤の家の門を潜り玄関を目指す炭治郎くんの後ろを、塞ぎながら着いていく
私が炭治郎くんの後ろからひょっこり顔を出すと、藤の家の人は困った顔をした。
―――そして、私たちは遅い夕餉とお風呂を済ませ、衝立を挟み行灯を消し、互いに床についた………
…炭治郎くんは寝たのだろうか…
私も早く寝なきゃ…。明日の任務に差し支える。(あるかどうかはわからないけど)
……それから私たちは、衝立越しに幼少の頃の話や、最近の任務の話など色んなことを話した。
いつしか話は想い人の話になり………
恋する乙女の妄想は突っ走るもので、胸が痛くなる
布団で丸まりながら言うと、炭治郎くんが衝立を避け、こちらを向き正座をしている。
――月明かりに照らされた彼の顔は、暗闇でも分かるくらい赤く見えた
私は起き上がり、炭治郎くんの方を向きながら言う
涙が、溢れた……
気がつくと接吻をされて、炭治郎くんの手は私のはだけた浴衣の中に入ってくる
浴衣の下は晒しをしてない為、脱がされて私の身体が徐々に露になる
その間も接吻は続き口内は侵され、身体中が痺れていく………
好きな人と結ばれるのって、こんなにも幸せで暖かくて、どこか切なくて…無敵になれる
―――カナヲちゃん、ごめん…
自分の気持ちに嘘ついて生きていくなんて、私には無理みたい。
すごく優しくて、彼の気持ちが伝わってくる…
彼の愛撫は首筋、鎖骨、胸の頂…そして、誰も触れたことのない所へ…
そっと炭治郎くんの指が私のそこに入ってくる
―――そして、
抵抗がなくなり、痛みが快感に変わりそうな頃、炭治郎くんのそれが私の中に…
力を逃がすように接吻をして、漸く私たちはひとつになれた
……二人で登り詰め、果てた
身体が、心が…満たされていく…
この上ない、幸福感…
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―――昇ってきた陽の光に照らされて、私は目が覚める
隣には、そんな私を見つめる愛しい彼の顔…
くすぐったくて、照れくさいけど、一生忘れない朝になった――――
…end
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今晩は。
初?炭治郎R18…///
やってしまった…ι途中で訳分かんなくなりました。
浮気してる気分…←
いえ、私は物書きなので!!←
切なく張り裂けそうな気持ちを表現できてたかなぁ…ι
しかもぬるいR18でごめんなさい(;>_<;)
お相手が善逸でないと恥ずかしくて…ι
お粗末様でした!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。