I. (佐藤くん!おはよ~)
S. (ぁ、あなたちゃん、おはよ~)
この子、あなたの名字あなた
同じクラスの女子、兼俺の好きな人
みんなに同じ感じだから
誰が好きなのか分かんないけど、
好きな人はいるんだって、
I. (今日もあっちぃね~)
S. (何あっちぃ、って笑)
I. (あー、これあなた語だから笑笑)
S. (なんだそれ笑)
I. (例えば~ザラザラしてる、だったら、すなすな、とか)
S. (す、すなすな、?)
I. (あー、あとは電話はぷるぷる!)
S. (なんかぶりっ子みたい笑)
I. (うわ!それ1番言われたくないやつ!)
S. (なんかごめん?笑)
I. (まぁ良いよ、確かにぶりっ子みたいだし笑)
S. (じゃあ今日からぶりっ子って呼ぶわ)
I. (それとこれは話が違う!!!)
S. (そう?笑笑)
I. (そうですー!)
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!