~保健室~
I. (ん…、)
友達 (あ、!あなた起きた!)
I. (あ…うん…ごめん、)
友達 (本当だよー、急にぶっ倒れてびっくりしたんだからー)
I. (あの…佐藤くん、は…?)
友達 (あー、部活行ったよ?)
I. (ぁ、そうなんだ…、)
友達 (うん、)
ガラガラ🚪
S. (あ、目覚めた?)
I. (う、うん、)
友達 (あ、私そろそろ部活戻んなきゃ、)
I. (あ、うん、ありがとう)
友達 (うん、お大事にね~)
ガラガラ🚪
S. (いつから体調悪かったの?)
I. (えーっと…)
S. (いつからか聞いてんだけど、)
I. (朝から…、です……)
S. (だと思ったよ…)
S. (なんで休まないの?)
I. (いやでも、a…)
S. (朝はそうでもなかったからじゃないの、)
I. (よく分かったね…笑)
S. (いや…なんとなく…)
I. (ぁ、あのさ、)
I. (保健室…連れて来てくれたのって誰か分かる…?)
S. (俺、)
I. (へ、?)
S. (だから、俺、…//////////)
I. (ご…、ごめん……、)
S. (なんで…、?)
I. (だって…重かった…、でしょ…、)
S. (いや、全然、)
I. (い、良いよ、お世辞なんて…)
S. (俺、お世辞なんて言わないけど、)
I. (じゃ、じゃあ…、ありがと…、)
S. (いや…別に…)
S. (てか、俺一旦部活戻るから、待ってて、)
I. (え、でも…)
S. (送ってく、…)
I. (あり、がとう…、)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。