~次の日の体育~
今日なーんとなく熱あって、頭も痛い、
まぁ大丈夫かなーって思って学校来たけど…
6限目に体育あって最悪…💧
S. (あ、あなたちゃん、)
I. (あ…、佐藤くん…)
S. (なんか顔色悪いけど大丈夫…?)
I. (う、うん…!)
S. (ま、なんかあったら言って?)
I. (うん、ありがと、)
友達 (あなたー!チーム組もう!)
I. (ぁ、うん、…!)
先生 (今日は試合やるぞー、)
友達 (あなた、試合だって!)
I. (頑張ろ、?)
友達 (うんっ!)
~試合待機中~
I. (っ……、)
急に視界がグラグラして倒れてしまった
友達 (あなた!?大丈夫!?)
S. (あなたちゃん…、!聞こえる、?聞こえてたらどこか動かしてみて、)
佐藤くんだ…、
聞こえてるよ…、
とりあえず人差し指…、
動いた…、
S. (ぁ…、動いた…、)
佐藤くんの声が聞こえた後の記憶はない
目が覚めたのは保健室だった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。