カランカラン♪
神宮白羅
(お、意外に普通のカフェだ)
黒夢
入るぞー
レアル・ダウナー
あらいらっしゃい。珍しいお客ね。
目の前には黒い髪の黒い帽子を被った女性がいた。比較的若そうに見える。左手にはタバコを持ちニヤニヤと笑っている
レアル・ダウナー
そっちのお客様……人間の匂いがするわね?
神宮白羅
う…
黒夢
あぁ、そうだ。だからなんだ?
レアル・ダウナー
フフ…いや?
黒夢
相変わらず不気味な笑い方だな。
レアル・ダウナー
フフ、アンタが人間連れてくるなんて珍しいと思っただけよ。
黒夢
あゝ?やんのか?
神宮白羅
ちょっと…落ち着いて…
レアル・ダウナー
ほら、相手の方が困ってるじゃない。
黒夢
オメェのせいだろ。
レアル・ダウナー
フフ、話を続けて❤️
黒夢
はぁ、まあいい。
そう言って黒夢は椅子に座った。
神宮白羅
それでアルベル族ってなあに?
黒夢
アルベル族はな、簡単に言うと生き物の中で最も優れている魔法士だ。
神宮白羅
魔法士?私が?
黒夢
ああ。普通より魔力があって、四大元素…風・土・水・火の属性を一度に操ることが出来る。
神宮白羅
他の魔法は使えないの?
黒夢
使えないことはないが、使いこなすのはとても難しい。
黒夢
その、極わずかな生き物だ。なかなか見つけられない。
神宮白羅
へぇ…なら黒夢も魔法使えるの?
黒夢
あぁ、一応使える。
神宮白羅
一応?
黒夢
俺は嫌われ者だ。その理由が俺の魔族は魔法を使うことがとても難しい。役立たずってことだ。
黒夢
だから、俺はいろんな奴と契約してお題をもらって生きるんだ。
神宮白羅
ふーん…で?
黒夢
で?ってなんだよ。
レアル・ダウナー
フフ……w
黒夢
オーナーもなんだよ💢
レアル・ダウナー
あははwwwホント面白いわねwww
黒夢
何がだよ!?
レアル・ダウナー
フフ、そういえばお嬢ちゃんの名前は?
神宮白羅
私?私は神宮白羅です……
レアル・ダウナー
白羅ね。あたしはレアル・ダウナー。この店のオーナーよ。よろしく♡
自己紹介をした後オーナーはニコっと笑った。
レアル・ダウナー
あ!そうだ、何か食べ物とか頼む?色んなものがあるわよ。
神宮白羅
はい、お願いします!
渡されたメニューを見ていたら思わぬものが目に入った。
神宮白羅
ちょっ!?なんですかこれ!?
私がメニューを指すとオーナーは言った。
レアル・ダウナー
あ、それはトカゲモドキよ。カリカリして美味しいの!!
神宮白羅
じゃ、じゃあこれは!?
黒夢
それはミミズのパフェだ。俺のオススメだぜ?
レアル・ダウナー
あ、そういえば人間界ではこういうのは食べないわね。なら普通のショートケーキでどう?ジュースも奢ってあげるわ🎵
神宮白羅
そ、それでお願いします!!
黒夢
ちぇ、つまんねーの。
黒夢はそう言って横を向いた。
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第4話 『契約しよう』
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