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第33話

あとがき
288
2022/03/03 07:54
こんにちは!作者の豆大福です!

まずは、この小説を読んでいただき、ありがとうございました!

普段は、二次創作をメインとして執筆しているため、このようなオリジナル小説はほとんど書いたことがなく、また恋愛という私が少し執筆を苦手としているジャンルのため、上手くいってない部分も多々あったと思いますが、このようにたくさんの読者の皆さんに愛されて、感動する小説になっていたら幸いです。

さて、ここからは小説の中の話を。
長くなってしまいますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

この小説の大きなテーマ、”いじめ”。
人によって捉え方って大きく変わると私は思っています。
辛い、苦しいと思う人もいれば、絶対にやってはいけないと思う人など、たくさんの捉え方、考え方があると感じます。
この小説では、”いじめられている”そんな主人公の目線で描きました。
これも、1つのいじめの見方だと思ってもらえれば幸いです。

そして、ここで描いたいじめも1つの見方であり、考えです。

クラスの人たちに見放され、暴言、落書き、その他たくさんのことをされてきた沙羅。

だけど、これがいじめの全てではありません。

無視されたり、暴力だったり、いじめっていっても相当いろんな種類があり、あくまでもこれは一例に過ぎません。

ただ、1つ、共通して言えるのは「いじめはとても辛いものである」ということです。

私も、幼い頃いじめを経験しました。
とても辛く、苦しかったです。
そして、その経験は今も心の中に暗く、重く残っています。

だからこそ、この小説を書くことを決意したのです。

この小説を通して、いじめはとても辛いものなんだ。ということを感じ取ってもらいたい。

そんな想いでこの小説を執筆しました。

また、「誰かが手を差し伸べれば、きっと状況は変えられる」というのもテーマの1つとしてありました。

いじめられている人は、誰かに助けを求めることはあまりできません。
何かやられちゃうかも、そんな恐怖、不安からです。

けれども、本当はSOSを出したい。
そんな想いを抱いている人は多くいます。

今回描いた沙羅もSOSを出したいが出せない状況にあります。

そんな沙羅に手を差し伸べたのが凛斗です。

凛斗と出会ったことで沙羅は救われました。

もし、凛斗と出会ってなかったら?

沙羅の運命は変わっていました。

凛斗のように直接手を差し伸べるのはとても難しいと思います。

だけど、少し気にかけてあげたり、少し寄り添ってあげたり、その行動1つで助けられる、そのことが伝われば嬉しいです。



とても長くなってしまいましたが、この小説を読んだみなさんがいじめをもっと身近なこととして捉え、そしていじめは、心を傷つけてしまうということを知って、何か行動を起こしてくれたら作者として嬉しいです。

最後に、おすすめチャレンジ作品、デイリーランキング2位など今まで経験したことがないことをたくさん経験させていただきました。
本当に、ありがとうございました!





そして、この小説を読んでいただき本当にありがとうございました!


2022.3.3
豆大福

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