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第13話

心の助けとセカイ。
佐東 凛斗
沙羅!!ダメ!!

佐東くんはそういって私の手をぎゅっと握った。

そして、私を図書室に引っ張った。

佐東 凛斗
沙羅!!ふざけないでよ!!!!

佐東くんの声が図書室中、いや私にはこのセカイすべてに響いたような気がした。
佐東 凛斗
沙羅にはいなくなってほしくない!だから、だから…もう、や、やめてよ…。

佐東くんは泣いていた。

私も泣いていた。

2人とも顔も、心もぐちゃぐちゃになってる。

でも。

でも。
井上 紗羅
ごめん…。
佐東 凛斗
謝らなくていいよ。むしろ謝るのはこっちだから。

そういって、佐東くんは椅子に座った。

私も椅子に座って、佐東くんが話すのを待った。

少したって、私の方をみたあと、佐東くんは静かに言った。

それは、私が思うよりもはるかに辛いことだった。

あのあと、クラスの人に捕まったこと。

そこから逃れられなかったこと。

逃れたと思って急いでいったら、私がこのような状態だったこと。

裏切られたと思っていた私が馬鹿みたいだった。

佐東くんは私のこと、信じてくれてたんだ。

私の味方だったんだ。
佐東 凛斗
これから、もしも辛いことがあったら僕が助けに行くから。
井上 紗羅
うん。

そう、佐東くんは言った。



















その、わずかあとだった。

佐東くんが椅子から落ちたのだ。

正しく言えば、






















倒れたのだ。