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2021/10/08

第12話

傷とセカイ。
図書室に着き、いつもの場所に座る。

ただ、佐東くんは来なかった。

辛かった。信じられなかった。

もしかして、私、裏切られたのかな。

佐東くんに頼ってた自分が馬鹿みたいで。

涙が出てきた。



昼食終了のチャイムがなった。

佐東くんは来なかった。

やめてって彼は言ってくれた。

それなのに。




井上 紗羅
ごめん…。

佐東くんが私に言った言葉。

何に対してなのか全くわからない。

私に謝ってるというのは正しい推測だと思う。

心がぎゅっと締め付けられた。








きっと私、勘違いしてたよね。

きっと私、間違ってたんだよね。

きっと私のことなんて、どうも思ってなかったんだよね。

きっと、今までの全部嘘だったんだよね。

井上 紗羅
ごめん…。

そういって、私は窓に足を掛けた。




























井上 紗羅
さよなら。





































パシンッ








  
佐東 凛斗
やめてよ!!!!沙羅!!!!!